東京に住んでる会社員の私たちは、土日にふらっと旅行に行きます。宿と飛行機をセットで安く予約できる【航空券+ホテル】JALダイナミックパッケージを使うと、軽い気持ちで東京からも行ける値段です。
今日は、土日を使った気軽な旅行にぴったりな、四国の愛媛県松山市の旅行プランをご紹介します。
東京から松山までは飛行機で1時間30分のフライトです。松山空港から、松山市の中心部まではバス移動ですが、本数はそれなりにあるので不自由は感じません。
それでは、松山、道後温泉への旅スタート。
坊ちゃん電車に乗って、道後温泉駅を目指そう
路面電車は、バスのように道路渋滞に遭うこともないし、電車・地下鉄のように乗り場までエスカレーターや階段を使って長い道を歩くこともないため、誰にでも優しい乗り物です。
ここ松山では、夏目漱石の小説『坊ちゃん』に出てくる列車、坊ちゃん列車で道後温泉に向かいます。
坊ちゃん列車は乗車賃300円。
坊ちゃんの時代、世界を忠実に再現しようとしているため、エアコンもなく、車内はクッションの無いベンチタイプのシートとなっています。
もちろん坊ちゃん列車ではない普通の電車も走っているので、暑い日などは普通の電車に乗りましょう。ちなみに普通の電車のほうが運賃が安いです。
道後温泉駅に着いてもちょっと待って!坊ちゃん列車の切り離し作業がおもしろい
列車を降りると、すぐに道後温泉を目指して歩きたくなる気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください。
坊ちゃん列車の切り離し作業を見ることができます。
男性二人で軽々と回して、また来た道を戻っていくのです。電車好きというわけではない私たちも、軽々と電車を回す姿に感心して見ていました。
「坊ちゃんからくり時計」であのレアキャラを探す
道後温泉駅に降りたらすぐに目に入ってくるのが、坊ちゃんからくり時計です。
次々と仕掛けが動いて、坊ちゃんの登場人物が次々と現れます。
でもこれ、坊ちゃんの登場人物だけではないんです。レアキャラとして、夏目漱石が隠れています。
温泉につかるちょびヒゲのおじさんを探してみてください。
いよいよ道後温泉本館へ。2つのお湯を楽しめる霊の湯2階席・3階席が断然おすすめ
国指定重要文化財でもある道後温泉に到着
道後温泉には2つの浴室、神の湯と霊の湯があります。2つともそれぞれ異なる雰囲気・広さのお風呂ですので、せっかく行くのであれば2つとも楽しみたいところ。
神の湯も霊の湯も楽しむためには、霊の湯2階席または3階席のチケットを購入しましょう。(今回は3階席が満席だったため、霊の湯二階席になりました。)
霊の湯2階席は休憩室が大部屋、霊の湯3階席の休憩室は個室となっています。
利用できる休憩室のみ異なり、浴衣やタオルの貸し出し、館内見学プランはどちらの料金にも含まれています。館内見学だけで来る方もいますが、2つのお風呂を味わわないと、道後温泉本館の魅力はわからないかもしれません。
まずは、霊の湯を楽しみます。大理石と庵治石を使った立派なお風呂です。
霊の湯を楽しんだ後は、一度、休憩室でまったりと休みましょう。
次は、神の湯に向かいます。
神の湯は、休憩室の無いプランなどでも利用できることから、霊の湯とは違って大変混み合っています。
霊の湯のひっそり、こじんまりとした雰囲気とは変わって、豪華な彫刻などがあります。
やはり、入ってみなければわからない魅力がありました。
お風呂を楽しんだ後は、再度、休憩室に戻ります。
お茶とおせんべいをいただいて、ほっと一息。贅沢なひと時を過ごせます。
道後温泉本館の見学。ガイドさんに教えてもらうからわかること。
お風呂の後は、館内見学をします。霊の湯2階席のプランには見学料金も含まれており、ガイドさんが1箇所ずつ説明してくれます。
残念ながら写真NGなのですが、天皇陛下が使われたお風呂や休憩室、更にはここのみ未使用のトイレまで見学できます。
お湯がどのくらい入っていたかだとか、トイレを見学できる理由だとか、ガイドさんがいろいろ教えてくれるので、楽しさが何倍にも膨らみます。
最後に、道後温泉3階にある坊ちゃんの間を見学します。
坊ちゃんの間とは、漱石が湯上りにくつろいだ部屋を再現したもので、松山中学時代の同僚の写真、マドンナのモデルとなった女性の写真なども飾られています。
湯上りといったらビールを飲まずにはいられない!「道後麦酒館」へ
道後温泉本館内では、お酒を飲むことはできませんがご安心を。すぐ目の前に、「道後麦酒館」があります。ここで湯上りの一杯をひっかけるのです。
道後麦酒館では、ビールのテイクアウトもできます。混んでいるときはテイクアウトにしてビールを飲みながら通りを散策するのも良いでしょう。
道後ビールはとても飲みやすく、風呂上りの一杯に最適でしたよ。
東京からも土日でらくらく行けてしまいます。
帰ってきた今でも、また行きたくなる温泉です。
※東京から道後温泉へは、JALパックの飛行機とホテルを自由に選べるというダイナミックパッケージを使って行きました。飛行機とホテルを別々に予約するより、はるかに安かったです。料金等の詳細は、公式サイトよりご確認ください。
・JALパックのHP 【航空券+ホテル】JALダイナミックパッケージ
道後温泉の情報はこちら
スポット:道後温泉本館
料金:霊の湯二階席 1,250円(1時間以内の利用)
見学:館内見学ガイド付き
住所:愛媛県松山市道後湯之町6-8
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