【2017年2月8日更新】
毎年2月中旬から3月にかけて行われる「筑波山 梅まつり」。白梅・紅梅など約30種の梅があり、総数は1000本ほどにもなるという広大な梅林です。
茨城県だと、水戸偕楽園も梅が綺麗で有名ですが、筑波山の梅林は規模も大きく、山の中でしか味わえない梅の見所も満載です。
それでは、梅まつりのオススメポイントをご紹介します。
1.種類の多さ
梅には白梅・紅梅など様々な種類がありますが、筑波山梅まつりでは約30種類の梅を見ることができます。
色の違いはもちろん、花びらの大きさや形の違いを近づいて観察するのも楽しいですが、遠くから見たときに様々な梅の色味が混じって、とても綺麗です。
2.展望台からの景色
山なので少し勾配が急な場所もありますが、がんばって展望台まで歩いてみると、梅林を一望することができます。
※ 上るのが大変な方のために、バスも運行しています。
山の中腹で高さのある展望台なので、梅林の先には街並みを目に入ります。更に天気のいい日には、東京の高層ビルや富士山も見ることができます。
白梅の方が多いのか、写真にすると白っぽく写ってしまうのですが、実際に目で見てみると濃いピンク色の梅の木もたくさんありまって、美しい景色を楽しむことができます。(この景色を見たら、仕事がイヤだったことなんて忘れてしまいそうです。リフレッシュする大切さに気がつきました。)
3.梅の香り
毎年約20万人が訪れているという梅まつりですが、面積が広大なせいか、思ったより人はいなくて空いているという印象です。梅林に見入っていたら、周囲に誰もいなくなっていたということもありました。
そして、風が吹くと、ふわっと梅の花の香りを感じるのです。甘くて酸っぱい梅の香りがする空気をたくさん吸って、リフレッシュしましょう。
山のマイナスイオンとともに、たっぷり浴びました。
4.「静かな」イベントが多数
お祭りということで、イベントステージもあり、週末には様々なイベントが開催されています。
梅茶のサービスがあったり、観光大使の美しいお姉さんが出迎えてくれたりと、お祭りを盛り上げてくれるイベントもあります。
どのイベントも屋台でざわざわしていたり、派手なパフォーマンスが行われるというものではなく、あくまでも静かに梅を楽しむのをお手伝いしてくれるという控えめなイベントです。
イベントが無いお祭りでは寂しいですが、豊富なイベントがありながらも梅を楽しむ雰囲気を壊さない姿勢に好印象を受けました。
静けさを楽しむために東京から来ている私にとっては、その控えめなイベントがありがたいです。
5.他のレジャーとセットで行ける
筑波山でのんびりと梅を楽しんだ後は、水戸偕楽園に行くのも良いですし、この季節ならではのイチゴ狩りを楽しむのも良いかと思います。
水戸偕楽園は、この時期、かなり混雑しているので、車で行く方は渋滞情報に気をつけてください。
また、イチゴ狩りは、様々な農園がたくさんあり、食べ放題の十条量も大人1,500円程度なので気軽に楽しめるかと思います。
スーパーでもメジャーな「とちおとめ」や「章姫」といった品種ももちろんおいしいですが、近年できたばかりの「スカイベリー」は今までに経験したことの無い贅沢なイチゴです。食べ放題にはなかなかありませんが、直売所などで見つけたらぜひとも味わってください。
おわりに
筑波山梅まつりをご紹介しましたが、いかがでしたか。
2017年の梅祭りは、2月25日から3月30日まで開催されます。
お花見のように、桜の下で宴会をするという楽しみ方もありますが、静かに山の新鮮な空気を吸いながら梅を楽しむという贅沢な時間を過ごすのも、非日常を味わえるのでおすすめです。
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