ノーベル賞受賞記念パーティーの「ノーベルディナー」を食べよう♪

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スウェーデン・ストックホルムには、ノーベル賞受賞記念パーティーのディナーをいただくことのできるStadshuskallaren(スタッズフースシェッラレン)というレストランがあります。

(スウェーデンの単語って、どれもこれも長すぎませんか?全く読めないですし、長すぎてわけがわからないのですが。)

目次

予約をしよう

知人との食事の予定でしたが、急遽、ノーベルディナーを食べてみたいとのリクエストを受けて、ダメもとでお店に電話してみたところ、昨年のノーベル賞受賞記念パーティーのディナーコースなら用意できるとのことで訪れました。

ちなみに、通常は、前年のノーベルディナーのメニューは3日前までに予約が必要です。また、それより前のノーベルディナーのメニューも1週間前までに予約をすると用意してくださるようです。

当日なのに用意していただけるということは、今回はラッキーだったということですね。早速、レストランへ向かいました。

レストランへ

場所は、ストックホルム市庁舎にあります。(詳細の地図をご覧になりたい方は一番下に掲載しております。)

このひっそりとした看板がレストランです。一見、見落としそうですね。

お店自体は地下1階にありますので、階段を下っていきます。

落ち着いた感じのエントランス。

地下1階なので、外を眺めるような窓はありませんが、重厚な造りで、雰囲気を楽しめます。

例えば、天井。

ヨーロッパの教会やお城は、天井の絵画が美しいですよね。こちらのレストランも天井が美しい。特別な空間という感じがして、背筋がピンと伸びました。

そして、先ほど予約したばかりのノーベルディナーをいただきます。

食器やカトラリーは、ノーベル賞受賞記念パーティーと同じものです。

食器までノーベル賞受賞記念パーティーのものを使えるなんて感動ものです。

お品書きも用意されていたのですが、なんと日本語で書かれているではありませんか。スタッフの方に聞いてみたところ、私の名前から日本人だろうと推測し、日本語のメニューを置いてくれたそうです。

日本人のお客さんが多いので、名前でなんとなく日本人だとわかるのだとか。

このお品書きには、番号がふられています。なぜなら、このノーベルディナーをいただくコースというのは、あくまでも「ノーベルディナーの試食」という位置づけのようで、何番目に試食したのかがわかるようになっているのです。

お料理のご紹介

まずは、イシビラメと帆立貝。

これは、こってりしたソースが日本ではなかなか出会わない味でおいしかったです。あまったソースはパンと一緒にいただきました。

そして、次はこちら。

あまり綺麗にお皿に盛られていないのですが・・・キノコ巻きの仔牛フィレ肉です。

ノーベルディナーは受賞記念パーティーのときと同じワインもいただきながら食事ができるのですが、このワインもおいしくって、お肉をペロリと食べてしまいました。

ちなみに、ワインがおいしかったのでおかわりをしようとしたら、ノーベルディナーでサーブされるワインは1杯5,000円くらいするから他のもので似たテイストのものをおすすめしていただきました。このワインは高いのでがぶがぶ飲むものではないようです。(親切なスタッフの方、ありがとうございます。)

そして、最後はデザート。アーモンド風味で桜の花の形をしています。

見た目がかわいすぎる。こちらもこってりした感じ。

これにコーヒーがついてお食事は終了です。

ノーベルディナーは、もちろんおいしいですが、おいしさを求めるというよりは、ノーベルディナーを一度は食べてみたい!という観光客気分(?)でいただくもののようです。

日本では出会えない味でとてもおいしかったので、また次回は、他の年のディナーもいただいてみたいと思いましたし、ノーベル賞を受賞したら、こんなディナーをいただけるんだ!と経験できることに大きな価値があると思います。人生何でも経験です。

 

お店の情報

  • お店:Stadshuskallaren(スタッズフースシェッラレン)
  • 営業時間:11時30分~0時0分
  • ノーベルディナーは予約が必要ですが、当日予約でも食べられる可能性はあるので、電話かWebサイトで問い合わせてみてください。

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