ここのところずっとウィーンで過ごしていましたので、ウィーン滞在記が続きます。
さて、朝食を優雅にいただきたいと思い、老舗カフェ「CafeCentral」を訪れました。
カフェツェントラルは、もとはフェルステル宮殿という宮殿であった建物です。
カフェザッハーとともにウィーンで大人気のカフェとして有名です。どんなガイドブックにも必ず紹介されているスポットですし、私も訪れたかった場所です。
カフェ・ツェントラルへ行こう
ティータイムにケーキを食べに来てもよかったけれど、比較的カフェが空いている朝の時間帯でゆっくりと朝食を味わいます。
そんな朝も、セレブリティー(?)な気持ちになれる贅沢な時間の過ごし方だと思っています。
毎日、大慌てで朝の身支度をしている私には、朝のカフェタイムは非日常です。
朝の優雅な朝食タイム
ということで、カフェツェントラルを訪れたのは午前8時30分頃です。(早いっ!!ちなみに、7時半よりオープンです。)
カフェ ツェントラルは多くの文豪に愛されたカフェだそうで、入口のケーキのショーケースの前には、アルテンブルクの人形が置かれています。
私のような観光客もちらほらいましたが、仕事前のサラリーマン風な方もたくさんいました。カフェタイムにはすぐ満席になるというカフェですが、朝の時間帯は3割程度しかお客さんが入っていなくて、のんびりと好きに時間を過ごすことができます。
お昼過ぎなどは席を見つけられないほど混んでいたり、なかなかウェイターさんがつかまらなかったりするという話を聞いていたので、早い時間に訪れるのも悪いことではないのです。
こちらのカフェもウィーンの他のカフェと同様に、勝手に店内に入って、好きな席に座っていたら担当の方がメニューを持ってきてくれるというスタイルです。
このスタイル、合理的でいいですよね。
ちょっとエアコンの弱い席がいいとか、御手洗いの近くは嫌とか、テラスがいいとか。いちいち店員さんと交渉しなくていいので、好きな場所に座るというのが世界のスタンダードになってほしいと思うのでした。
さて、話がずれてしまいましたが、メニューを見て、おなかの空き具合と相談して決めたのはこちらの朝食セットです。
パン・野菜スティック・ヨーグルト・グラノーラ・フルーツ・オレンジジュース・コーヒーのセットです。
はい、普通の英国式(?)の朝食です。普通がいいんですよ、普通が。
そして、この写真を見て気がついたでしょうか、敷いてあるクロスが裏表逆であることを。
私も後で気がついたのですが、細かいことを気にしないお国柄だからでしょうか、それとも細かいことを気にしない人柄のウェイターさんだったのでしょうか。(人柄でしょ。国の問題ではないはず。)
まあ、真っ白なので逆でも気になりませんよね。うん。
ということで、裏表逆のクロスを気にしつつ、(そんな気になるならひっくり返せばいいのですが、しないのもまた面倒くさい性格な私。)朝食をいただきました。
天井の高い広々とした空間は、日本ではなかなか味わえない開放感です。
ウィーンに来て思うことは、何を食べてもおいしいということ。
そして、コーヒーを飲みながらいただくと、ケーキの甘さがちょうどいいということ。
ということで、カフェツェントラルで、のんびりと時間の流れを感じながら、朝食をいただいたのでした。
ウィーンではこのカフェツェントラルのように歴史のある建物にカフェが入っていることも多いですし、お店の方も早く出て行けオーラは出さないので、カフェ巡りは暇つぶしにも時間の流れをのんびり感じたい時にも、最高な時間の使い方だと思います。
特に人が少ない時間帯のカフェって特別感があるような気がするんですよね。
ウィーンはカフェ好きな方には存分に楽しめる街かと思います。これから旅行を計画される方は、まずはツアーか飛行機を予約しましょう!
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