ウィーンの夜。カールス教会のコンサートに行ってみよう

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今回は私が訪れたカールス教会のコンサートについて、レポートさせていただきます。なお、以下にウィーンの夜に開催されているコンサートをまとめていますので、コンサートに訪れたい方は、こちらもご覧ください。

目次

カールス教会のコンサートの概要

カールス教会では、火曜、木曜、金曜、土曜の夜にコンサートを開催しています。
プログラムは大きく2つに分かれていて、火曜、木曜、金曜はヴィヴァルディ、土曜はモーツァルトの曲が聞けます。

  • 料金:A席€56、B席€46、C席€36
  • 開催日:火曜、木曜、金曜、土曜
  • 開演時間:火曜、木曜、金曜 20時、土曜20時15分

カールス教会のコンサートを選んだ理由

カールス教会は団体客が来るようなところではないので、バロック建築の教会で静かに音楽を楽しむことができるとの評判を聞いていました。
また、教会コンサートでは、弦楽器だけの演奏が聞ける教会もありますし、カールス教会のようにオーケストラでの演奏を聞ける教会もあります。
この時は、1人で静かにオーケストラの演奏を楽しみたい気分でしたので、私はカールス教会を選びました。

チケットを購入しよう

カールス教会のコンサートの評判は聞いていましたが、教会の中を見学したらとても美しかったので、ここでオーケストラの演奏を聞きたい!という思いが強まり、その場でチケットを購入しました。
チケットは教会の入口で売られています。コンサートチケット専用のカウンターがあるので、迷うことはありません。
また、当日でも十分に席には余裕はありましたが、前方の席からチケットが売れていくため、私が購入したチケットはA席の後方の席でした。WEBサイトでもチケットを購入できるので、あらかじめ訪れる予定が確定している方は、前もって予約した方が良いですね。

開演15分前に教会に行こう

席は指定席となるため、そんなに早く行く必要はありません。
会場に着いたら、チケットを係の方に提示し、席まで案内していただきます。
この時、係の方から演奏のプログラムを購入することができます。教会の歴史なども書かれているパンフレットのようなものです。
席に着いたら、大人しく開演を待つのみです。
というのも、コンサート前は、座席の位置によっては、通路に出にくいということもありますし、教会内を見学できる感じではありません。

フレスコ画を見学したい場合は注意!

また、ここで気をつけていただきたいのが、教会内部の見学についてです。
カールス教会はドームの部分にあるフレスコ画がとても美しいと有名です。


修復のために設置されたエレベーターに乗って上部に行くと、間近にフレスコ画を見学することができます。しかし、エレベーターはコンサート開催時間である夜間は運転を停止していますので、フレスコ画を見学したい方は、営業時間内に別料金を払って入場しましょう。
営業時間:月曜から金曜 9時〜18時、日曜・祝日 12時〜19時(土曜はお休み)
料金:€8

コンサート開演です

ちょうど開演時間でスタートとなりました。
私は金曜の夜に訪れたので、ヴィヴァルディの曲で組まれたプログラムの日でした。
曲に合わせて照明の演出があったり、想像以上に手が込んでいたように思います。教会というのがお祈りの場であることを改めて感じるような幻想的な空気感を感じました。

カールス教会は、天井が高く、音の響きやすい構造なので、残響音もすごいのです。いつまでも音が残っている。
教会は決して演奏のために作られた空間ではありませんので、音楽だけを純粋に楽しむ人にはベストな空間ではないことは確かですが、教会の荘厳な雰囲気と演奏に照明の演出も加わって、神々しいとでも言えば良いのか、特別な空気感を感じることができました。

おわりに

コンサートが終わったら、教会内部を少し見学してから帰りました。

こういう豪華な装飾の歴史ある教会というのは、ヨーロッパならではのものなので、見応えがありました。

コンサートは21時45分頃終わりました。コンサート終わりに撮影したのがトップの写真です。

夜も人通りは多いですし、街の中心部に近い場所なので、コンサート終わりの時間でも危ないと感じることはなく帰れました。(ウィーンの夜より、東京の繁華街の夜の方が危ない目にあうことが多いと私は思っています。)

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