前回の旧王宮の次は、シェーンブルン宮殿へ行ってまいりました。
シェーンブルン宮殿は団体客も多く、年中、観光客がたくさん訪れるスポットです。
チケットはシェーンブルン宮殿のチケットオフィスで購入できますが、チケットを購入するために、驚く程の長い行列に並ばなくてはいけません。さらに、普通のチケットは、入場日時が指定されています。
なるべく無駄な時間を減らしたい観光客には、時間がもったいなさすぎる。。。ということで、シシィチケットの出番です。
シシィチケットはあらかじめWebサイトで購入することができます。さらに、印刷して持参すると並ぶことなく入場できるというメリットもあります。並ぶのは東京だけで良いと思っている私にはぴったりなチケットです。
チケットの購入・利用方法については、以下の記事でご紹介しています。
(チケットの購入方法は上記記載の別記事でご紹介していますのでここでは割愛させていただきます。)
では、シシィ・チケットを持って、シェーンブルン宮殿を訪れましょう。
シェーンブルン宮殿へ行こう
皇帝「フランスのベルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を作りたまえ!」
というような命令によって作られたシェーンブルン宮殿は、世界文化遺産にも登録されています。
四季の花々で彩られた庭園とバロック&ロココ様式が美しい宮殿です。
ちなみに、Schönbrunnはドイツ語で、schön (美しい)+Brunn(泉)という意味だそうです。ロマンチック満載。
シェーンブルン宮殿の基本情報
- 開館時間:9時から17時
(季節によって開館時間の変更がある場合があるため、訪れる前にチェックしてください。) - 休館日:なし
- 料金:インペリアルツアー(22室の見学)€27、グランドツアー(40室全部の見学)€32
※シシィチケットでのシェーンブルン宮殿の見学は、全室見学できるグランドツアーです。シェーンブルン宮殿、旧王宮、王宮家具博物のコンビチケットで€49、有効期間1年間です。 - アクセス:地下鉄4号線の Schönburunn駅より徒歩5分(案内が出ているので迷いません。)
シェーンブルン宮殿を見学しよう
シェーンブルン宮殿は常に混雑しているので、早めの時間に訪れたい場所です。見学の仕方としては、まずは宮殿内を見学して、その後、庭園へ行きます。高台のグロリエッテは、宮殿から徒歩で20分程かかります。
意外と急な坂を登っていくため、いい運動となります。本数は少ないですが、ミニトレインも走っていますので、歩くのはちょっと・・・という方は利用してみてください。
では、まずは宮殿へ。
いろいろな方に、「混雑がひどいから取り敢えず早い時間に訪れるべきだ!」とのアドバイスを受け、気合を入れて早起きをしました。
気合を入れすぎたせいで、まさかの開館時間前に到着。
宮殿の見学は朝9からですが、庭園は6時から入園できます。ジョギングをしたり、朝の爽やかなひと時を過ごす地元の方々がたくさんいらっしゃいます。
開館10分前に到着しましたが、入口に行ったら入れてくれました。(早すぎて、係の方が全くいなかったので、ちょっと不安になりました。)チケットオフィスはまだオープンしていなかったのですが、既に並んでいる方がいました。
それでは、シシィ・チケットをかざして入場します。
宮殿内は写真NGなので、撮影できませんが、
- フランツ・ヨーゼフの執務室、寝室
- 1814年のウィーン会議・1961年の米ソの首脳会談も行われた代ギャラリー
- ナポレオンの部屋
- 中国のスタイルを取り入れた漆の間
などを見学することができます。
どれも美しく、当時の姿を残したまま展示されており、見応えがありました。
音声ガイド料金は入場チケットに含まれているため、無料で音声ガイドを借りることができます。
日本語の音声ガイドを聴きながら見学を進めますが、旧王宮の音声ガイドと同じ内容の部分も多かったです。
宮殿の見学が終わったら、次は庭園へ。
庭園をお散歩しよう
綺麗に手入れされている庭園のお花がとても綺麗で、写真を撮ったり、のんびりと過ごしていたら、ウェディングフォトを撮影しているカップルがいました。
宮殿でウェディングフォトなんて、ロマンチックですよね。
そして、この奥に見えている建物が「グロリエッテ」です。グロリエッテまでは、徒歩で20分ほどかかります。
暑い季節だし、運動不足も祟って、息を切らしながら坂を登りました。
がんばった甲斐もあり、綺麗な景色を堪能できました。
グロリエッテはカフェテラスになっており、コーヒやケーキをいただくことができるのですが、この日は残念ながらお休みでした。
景色を堪能したら、来た道を下って、庭園をブラブラとお散歩します。
庭園の敷地は1.7k㎡もあるので、全てを見ることはできませんが、お散歩して緑を見るととても気持ち良かったです。
おわりに
シシィチケットを使ったシェーンブルン宮殿訪問記、いかがでしたでしょうか。
ユネスコの世界文化遺産にも登録されている宮殿ですから、オーストリアを訪れる際は、是非、見学に訪れてみてください。
最後に、今回使ったシシィチケットもそうですが、現地でスマホを使えるようにSIMやポケットWi-Fiを用意しておくことをお勧めします。公衆Wi-Fiだけでは、どうにもなりません。安くて安心して使えるSIMやWi-Fiは以下より紹介しています。
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