ヴァッハウ渓谷の旅(番外編)オーストリア国営鉄道の企画切符「ヴァッハウチケット」の購入方法

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ウィーンからヴァッハウ渓谷に日帰旅行をしてきました。全部自分で手配すると手間がかかりますが、ÖBB(オーストリア国営鉄道)の企画切符「ヴァッハウチケット」を使うと手軽に日帰旅行を楽しめます。

ヴァッハウチケットを使った日帰旅行記はこちらよりご覧ください。

目次

ヴァッハウチケット(Wachau ticket)とは

まずは、ヴァッハウチケットの内容をご紹介します。詳細はÖBBのホームページよりご覧いただけますが、要点をまとめると以下の通りです。

  • ウィーンからメルクの電車チケット(※電車は2等車利用)
  • メルク修道院の入場料
  • メルクからクレムスへのドナウ川クルーズ(途中下船して立ち寄りOK)
  • クレムスからウィーンへの電車チケット
    この4つがセットになった切符で、ウィーン西駅から乗車した場合のお値段は€55です(出発駅によって値段が前後します。)。

2つのルートから選ぶ

私はウィーン→メルク→クレムス→ウィーンというルートにしましたが、逆回り(ウィーン→クレムス→メルク→ウィーン)のルートでチケットを購入することも可能です。
ただ、逆回りの場合は、ドナウ川のクルージングで上流に向かって進むことになるので、クルージングの時間が長くなりますし、メルク修道院は混雑するので早めに訪れた方がスムーズに見学できるというアドバイスをいただいたことから、先にメルクに訪れることにしました。

デュルンシュタインでストップオーバーできる

また、クルージングは途中で下船することも可能ですので、私はデュルンシュタインで下船
しました。デュルンシュタインで寄り道をする場合、乗船時に係の方にストップオーバーしたいと伝えると、デュルンシュタインからクレムスまで、また船に乗ることができますので、途中下船する方は忘れずに係の方に伝えましょう。

ヴァッハウチケットを券売機で購入しよう

チケットは窓口でも購入できますが、前もって購入しなくても、当日に券売機で購入できます。とても手軽に購入できるチケットなのです。
私は晴れた日に旅行をしたかったので、天気予報を見て旅行日を決め、当日、券売機でチケットを購入しました。
それでは、チケットの購入方法をご紹介します。駅にある券売機を使って、タッチパネルの簡単な操作で購入できます。

こちらの赤い機械が券売機です。残念ながら日本語には対応していませんが、ドイツ語だけでなく、英語をはじめとして、スペイン語、中国語などいろんな言語に対応しています。
一番下に国旗のマークがあり、ここをタップした後、私は英語をチョイスしました。

それでは、タッチパネルの操作方法を簡単にご紹介します。

まずは、ヴァッハウチケットはコンビチケットに分類されているので、トップ画面の左側真ん中にある「ÖBB Kombiticket」をタップします。

そして、次に左側上から3つ目のの「Wachau Ticket」を選択します。
そうすると、2つの選択肢が出てきます。

上は、ウィーン→メルク→クレムス→ウィーンというルート。下は逆ルートで、ウィーン→クレムス→メルク→ウィーンというルートです。
私は先にメルクに行くルートを選択しました。

最後に人数を選びます。上は大人料金、真ん中は障害者などの割引料金、下は子供料金です。
これを選んだら、あとは料金を支払うと購入できます。料金は現金だけでなくクレジットカードにも対応しているので、私はクレジットカード払いで支払いました。やっぱりクレジットカードで支払うのが両替レート的に一番有利ですね。

購入が完了すると、紙のチケットが出てきます。


この長い紙のチケットは3つに分かれていて、上から順に、①電車料金、②メルクの修道院入場券、③クルージングのチケット、となっています。
メルクの修道院でチケットを提示すると、係の方がチケットをハサミで切ってくれて、修道院とクルージングでは切り離された部分を係の方に渡すこととなり、最終的には電車のチケット部分のみ残ります。

オーストリアには、改札という仕組みはないので、このチケットを持参して電車に乗りましょう。切符をチェックする方がいらっしゃったら切符を見せるだけです。

チケットを購入できたら、日帰り旅行のスタートです。

この続きは旅行記をご覧ください。

 

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