国によって個性の出る電化製品

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世界住みたい都市ランキング2位にランクインしたウィーンでの滞在は、住みやすいと言われている街で住んでいる気分を味わいたくて、ホテルではなくアパート(日本語でいうマンション)を借りて旅を楽しみました。

◯関連記事:「住むように旅をする」ウィーンのマンション

アパートに滞在すると、スーパーで食材を買ってきて簡単な食事を作ることもできるので、ご当地食材に挑戦してみたり、あえてお寿司を買って日本食のクオリティーを確かめてみたり、「生活をしてみる」という楽しみを味わうことができます。

日常生活を知らない国で行うという非日常体験は、まるで引越しをして新生活を始めたかのようなフレッシュな気持ちを疑似体験できる気もします。

とにかく、私は「少し異国に住んでみる」というコンセプトで旅をすることが好きだということです。

アパート滞在では、家具・電化製品が備え付けられている物件をお借りしているのですが(AirbnbやBooking.com、バケーションレンタルを専門にしている不動産会社から物件をお借りしています。)、滞在する国によって全く違うなぁと思う「家電」について、今日は少しお話したいと思います。

目次

国によって洗濯機は多種多様

家電の中でも、洗濯機ほどその国の個性が出るものはないかと思います。

日本では、洗濯機のスイッチを入れて、スタートボタンを押して、液体洗剤を入れるだけというのが私のいつもの洗濯方法です。服を洗うときに、ドライモードを選ぶことはありますが、基本的にはあまり深く考えずに洗濯機任せの洗濯をしています。

でも、オーストリアやドイツの洗濯機は、日本の洗濯機と違って設定がすごく複雑なんです。

洗濯機の温度設定?

Tシャツは高温で洗った方が気持ちいいから◯℃で洗うとか、洗うものによって水温や洗濯時間を選んで、洗剤も選ばなくてはなりません。(洗剤の種類は、黒い衣類用だとかデニム用だとか細かく分かれています。)

特に、ヨーロッパで洗濯の話になると、Tシャツは熱湯で洗う派が最大勢力になっている気がするのですが、私の周りだけでしょうか。

アパートの管理会社の方に洗濯機の使い方を教えていただいた時、「ジェルボールタイプの洗剤とともに全部洗濯機に放り込んで洗うなんてあり得ない!」と笑われたので、郷に入れば郷に従えとのことで、教えてもらったとおりにデニム用の洗濯洗剤を使ってデニムを洗ってみました。

その結果、、、

かなり色落ちしました。何かの設定を間違えたようです。水温でしょうか。

硬水だと洗剤のパワーが十分に発揮できないですし、繊維を痛めやすい(?)という事情もあるためか、洗うものによって細かく洗濯機の設定を変える必要があるのかもしれません。

しかし、日本で生活している私には、軟水であるという水道事情に日本メーカーの優秀な洗濯機と洗剤の恩恵も受けて、細かく洗い方を変えなくても、十分満足する洗濯ができるんですよね。

更に、アメリカだと好きな香りの洗剤になかなか出会えなかったり、(私はいつも甘ったるい香りの洗剤を選んでしまうのは何故。)洗濯は国によって個性がはっきりと分かれるものなのかな、と思います。

コーヒーマシーンなんて、どの国を訪れてもほとんどネスプレッソばかりなのに、洗濯機はその国の個性が出ておもしろいと感じる!というのが本日のお話でした。

次回は旅行の話に戻り、ウィーンからザルツブルクに向かうウェストバーン鉄道をご紹介します。

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