まるで忍者屋敷?妙立寺へ

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金沢にある妙立寺は、名前こそ妙立寺というお寺だけれど、敵から守るいろんな仕掛けが残っていて、まるで要塞のようだと聞いたので、一度見てみようと訪れることにしました。

ふらっと立ち寄れば良いのではなく、あらかじめ電話で予約しないといけないそうです。

ということで、金沢駅に到着した時に電話をしてみました。当日予約も空きがあれば可能だそうです。

電話に出た係の方がご機嫌ナナメで怖かったけれど(笑)、当日の電話予約でも割といつでも空いているようで、好きな時間に予約できました。

バスの1日乗車券を購入していたので、バスでにし茶屋街まで行き、そこから散歩がてら歩いて向かいました。途中、寺カフェで休憩をしつつ、予約時間に妙立寺へ。

◯関連記事:新しいお寺の形「寺カフェ」へ

目次

妙立寺に到着

入口前には警備員さんも立っていて、観光客がたくさん来ています。

予約時間の10分前からしか受付はできないとのことで、どんどん人が増えて行きます。

受付開始したら、この人だかりです。

入館料を支払って中へ

靴を脱いで靴箱に入れて入ります。入る時に、受付で入館料1,000円を支払います。

1,000円とは結構高い料金でびっくりしました。高くても建物の修繕のために必要でしたら、支払う意味があると思います。古いものを残すのは、お金がかかることですから。

しかし、30分に1回、見学ツアーを開催していて、100名を超える見学者がいるように見えましたが、建物の修繕が追いついていないようです。これほどの料金を取っても、妙立寺を守るのは難しいのでしょうかね。

ツアーは全部で約40分です。10名弱の小さなグループに分かれて、ガイドの方が説明してくださいます。(写真撮影は全面禁止なので、ここから画像は何もありません。)

ただ、見学者も多いので、一瞬チラっと見るだけで、ゆっくりと見ることはできないのが残念でした。じっくり見ようとすると、次に進むことを促されます。

ガイドさんは忙しいので質問も受け付けられないようです。お客さんをさばくのに精一杯という感じですね。

妙立寺は至る所に落とし穴だとか、敵を倒す仕掛けが満載の要塞です。それもお寺を建設してから仕掛けを増やしていったわけではなく、全て建てる際にあらかじめ設計されていた仕掛けだというのです。

しかし、敵を倒す仕掛けは一度も実際に使われることはなかったそうです。妙立寺は戦う準備はできていたけれど、一度も戦いは起きなかったということです。

これほどの仕掛けを設計の段階から入れ込むのは度を越しているような気がして、建設時の歴史的背景をもっと詳しく聞きたかったのですが、聞くことはできませんでした。(ガイドさんの説明は、これは落とし穴です。とか、どういう仕掛けかが中心で歴史的なことは残念ながら無いのです。)パネル展示でもあればいいのに。

ということで、もう少し背景を知りたかった私としてはちょっと残念でしたが、「忍者寺」という愛称(?)にも納得の仕掛けがたくさんあるお寺でした。

おわりに

ホテルと新幹線または飛行機のセットを予約すると、費用も抑えられるし、旅行プランだけを考えれば良いので便利です。

近畿日本ツーリスト
JTBホームページ

妙立寺の地図

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