ひがし茶屋街「志摩」でお茶屋文化に触れる




金沢は観光名所が集中していて、ひとり旅にも優しい街です。

夕方に少し時間があったのでひがし茶屋街を訪れました。ひがし茶屋街はその名前の通り、昔は芸妓さんがたくさんいたお茶屋街です。今は数が減ってしまいましたが、お茶屋も残っています。

でも、どちらかというと、現在のひがし茶屋街は、昔の街並みを残しつつも、お土産屋さんやカフェのあるおしゃれな町という感じでしょうか。

そのひがし茶屋街に重要文化財として、昔のお茶屋さんが残っています。

その名も「志摩」といいます。

お茶屋さんがどんなところなのかイメージできなかったけれど、志摩を訪れて、昔のお茶屋文化が粋なものとして感じることができたのでご紹介します。

「志摩」へ

志摩は江戸時代(1802年)に建てられたお茶屋さんで、今まで手を加えられていないという奇跡のような貴重な建造物です。2階建てで、お茶屋さんで遊ぶことをメインに考えて作られた建物なので、収納スペースなどもなく、生活感のない造りとでも言えばいいのでしょうか。

私も年を重ねてきたせいか、古いものに興味を持つようになり、外観の古の雰囲気からドキドキしてきます。





入館料を支払って中へ

入館料は大人500円です。お茶室「寒村庵」でお抹茶と生菓子をいただく場合は、プラス700円です。

ゆっくりと重要文化財の建物を味わいたかったので、お茶室にも寄ることにしました。

荷物をロッカーに入れて、2階から見学します。

お茶屋遊びとは何なのか。芸妓さんが芸に磨きをかけるだけでなく、その芸を見るお客さんにも教養が求められるというお話が書かれています。

お茶屋で粋に遊べるというのも、社会的なステータスを感じることだったようですね。

江戸時代から残っているお茶屋という非日常を感じる建造物を見学しましょう。

「志摩」は昔の姿のまま残っている建物なので、少し見学するだけで、昔、お茶屋がどんな遊び場だったのか想像できます。

小さめなお部屋もあります。

普通の家と違って、収納も無いので、なんだか不思議な感じですが、遊ぶことに特化した建物ということですね。生活感なんて感じちゃだめなんだ。

廊下からは、1階の中庭が見えます。

ただ屋根が見えているだけなのに、ほっこりするのはなぜだろう。

ここからの景色はお茶屋が全盛期だったころにタイムスリップしたかのような昔の景色が残っています。

続いて1階へ。

1階は、今で言うレセプションとキッチン的な場所です。

キッチンといっても、お茶屋さんはお料理はその場で作られているわけではなく、仕出しのお料理を取っていたので、調理器具はほとんどありません。

綺麗に盛り付けるための食器がたくさんありました。

ここも昔の様子をそのまま残しているので、お茶屋の裏側を覗けたようで貴重な空間です。

ここでお酒を用意したり、お料理を盛りつけたりしてお客さんのところに運んでいたんですね。

このキッチン部分の前には中庭があります。

灯籠があって、ほっこりする空間。

中庭の前に座っていると、外の現代の世界が目に入らないので、この目の前の空間が江戸時代のまま、今に至っています。着物来てくればよかったかな。

そして最後に、お茶屋で使われていた芸妓さんのかんざしや食器類の展示があります。

どれも豪華に金があしらわれていたり、べっ甲で出来ていたり、そのクオリティーに感動しました。

「寒村庵」でお抹茶をいただきます

お茶屋の見学を終えたら、台所の奥にある「寒村庵」でお抹茶をいただくことにしました。

生菓子付きで700円です。

中に入ったら誰もいませんでした。こんなに素敵な場所なのに!(と思っていたら、3分後にカップルが入ってきて、インスタ用の写真を撮り続けるというおもしろい現場に遭遇しました。)

カップルが写真を撮りまくる中で、私はお菓子とお抹茶をいただきます。笑

いただきまーす。

(隣のカップルは軽く100枚以上、連写で写真を撮り続けてはいるけれど、)全てカウンター席なので、あまりお隣は気にならず、まったりほっこりと過ごすことができました。

お茶屋を見学して、江戸時代のお茶屋あそびを学べたところで、ゆっくりとお抹茶をいただいて休憩なんて贅沢です。

おわりに

江戸時代を感じられる「志摩」は、金沢の観光スポットの中でも、私は高くオススメしたいスポットです。

見学者は少なくて、ゆっくりと見学することができました。こんなに保存状態も良くて素敵なスポットなのに、なぜ見学者が少ないの?と不思議なほどです。

これから金沢旅行をされる方は、まずはホテルと新幹線or飛行機の予約から。
近畿日本ツーリスト
JTBホームページ

「志摩」の情報

  • 住所:石川県金沢市東山1丁目13−21(ひがし茶屋街にあります。)
  • 開館時間:9時から18時
  • 入館料:大人500円、お抹茶&生菓子は追加で700円

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Chokorin

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