ザルツブルク大聖堂(Dom zu Salzburg)を訪れました。
ザルツブルク大聖堂は、744年に最初に建てられ、その後、1614年~1655年にバロックの影響を受けた後期ルネサンス様式で再建された大聖堂です。
ザルツブルクが生んだ天才、モーツァルトが洗礼を受けた場所として有名です。
それでは、ザルツブルク大聖堂へ行きましょう。
ザルツブルク大聖堂に到着
こちらの写真は、ホーエンザルツブルク城から撮影したもので、中心にある建物がザルツブルク大聖堂です。
ザルツブルク大聖堂は、旧市街の中心部にあります。どんと構えている建物なので、見つけられないということはなさそうです。
早速、中に入ってみます。
ザルツブルク大聖堂へ入ってみよう
ちなみに、大聖堂のみの入館料は無料ですが、入口で寄付を求められるので、ほんの気持ちをお渡ししました。
中は、とても広いゴシック教会です。メルク修道院の礼拝堂ほど煌びやかではありませんが、細かい細工が施された装飾が美しく、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
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写真中央(入口の上部)には、パイプオルガンが見えます。
このパイプオルガンをアップで撮影したものが以下の写真です。
この大きなパイプオルガンは、6,000本ものパイプでできていて、ヨーロッパ最大級のものだそうです。
パイプオルガンの前を歩いている人の大きさから見ても、パイプオルガンの大きさが伝わるかと思います。
また、大きさだけでなく、モーツァルトが演奏したことでも有名です。
ちなみに、パイプオルガンの前の通路は、無料で入れる場所ではなく、ドーム博物館の通路となっています。
ということで、パイプオルガンを間近で見たい私は、ドーム博物館を見学することにしました。
ドーム博物館を見学しよう
ドーム博物館は、ザルツブルク大聖堂が1300年に渡って収集した美術品が展示されています。
絵画や像など、展示品はたくさんありますが、残念ながら写真撮影は禁止されています。
展示品を見学したら、最後にパイプオルガンの前に出ます。
係りの方に撮影してよいか訪ねたら、OKとのことでしたので撮影させていただきました。
ちょうど、パイプオルガンのメンテナンスをしているところです。
パイプオルガンの音色が大聖堂に満たされて、更に荘厳な雰囲気を感じることができました。
このパイプオルガンをモーツァルトも弾いていたとは、感動です。
そして、パイプオルガンを背にして振り返ると、礼拝堂が一望できます。
この高さまで上がると、壁面や天井の装飾もよく見ることができるのでおすすめです。
ただただ、美しい。
パイプオルガンの音色に包まれて、少しうっとりとした時間を過ごしました。
最後に、もう一度1階部分に戻り、上の写真の正面にある祭壇を見学しました。
礼拝の時間以外は、見学も写真撮影もOKです。
外から明かりが差し込んで、とても美しい大聖堂でした。
おわりに
旧市街の中心部にあるザルツブルク大聖堂はアクセスも良く、是非、訪れていただきたい場所です。
迫力の中に、繊細で美しい装飾が施されている大聖堂は、見応えがありますし、モーツァルトが弾いたパイプオルガンも必見です。
これから、ザルツブルクの旅行を計画される方は、ツアーや飛行機の予約から始めましょう。ザルツブルクへ行けるツアーがたくさんあるので、ご参考までにリンクを貼っておきます。
ザルツブルク大聖堂の情報
- 入館料:無料(寄付を求められることはあります。私は1人€2を目安としました)
- 開館時間:月曜から土曜は8時~、日・祝日は13時~、閉館時間は17時~19時で季節によって異なります。
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