少し前に、モーツァルトの生家を訪れたと書かせていただきました。
○関連記事:モーツァルトの生家へ
黄色の建物が印象的で、博物館としてモーツァルトの歴史を見ることができて楽しめましたが、ザルツブルクには他にもモーツァルトの家がありますので、行ってみることにしました。
モーツァルトの家
モーツァルト一家が1773年から1780年まで住んでいた家です。モーツァルトは1756年生まれなので、17歳から住んでいた家ということですね。
こちらの建物は、第2次世界大戦の時に空襲によって破壊されてしまいました。
その後、一般の方が所有していたところを、財団が買い取って、建て直しを検討するのですが、多額の費用がかかるために、最建築は難しい状況にあったそうです。
そんな時、1996年に日本の生命保険会社である第一生命がスポンサー契約をしたことで、建て直しが実現しました。
モーツァルトの住居の再建に日本の資本が入っていることに驚きましたし、1700年代を生きていたモーツァルトの住居といっても、意外と新しいことにも驚きました。
入場料・見学時間の目安
モーツァルトの家(Mozart Wohnhaus)の情報は以下のとおりです。
- 住所:Makartplatz 8 A-5020 Salzburg
- 入場料:大人€11(モーツァルトの生家とのセット券は€18)
*ザルツブルクカードがあれば無料 - 開館時間:9時〜5時30分(7月・8月は8時30分〜7時)
*最終入場は閉館の30分前まで - 見学時間の目安:40分程度
モーツァルトの住居へ行こう
ザルツァッハ川の近くにモーツァルトの住居はあります。
旧市街をぶらぶらとお散歩しながら向かいました。
こちらのシンプルな入口から入って、入場料を支払います。(私はザルツブルクカードを使いました。)
○関連記事:ザルツブルクカードの使い方と使ってみた感想
オーディオガイド(日本語有り)を借りて、館内を見学します。
残念ながら館内は写真撮影が禁止されているため、外観の写真しかありませんが、見所は、ハンマークラビアくらいでしょうか。
ザルツブルクカードがあったので、立ち寄ってみましたが、モーツァルトファンではない方が見ておきたい資料館としては、モーツァルトの生家を見学しておけば十分かな?という気がします。
音声ガイドを聞きながら進んでいきますが、さくさくと見る分には40分程度あれば十分かと思います。
モーツァルトの生家と比べると、見学者数も半分以下なので、落ち着いて見学することができました。
今回は、見学だけでしたが、コンサートなども開催しているようです。次回は、モーツァルトの家で、モーツァルトの曲を聴いてみたい。
見学を終えたら、もう夕方になっていました。
この後は、メンヒスベルクの丘へ向かいます。エレベーターで丘の上まで行き、ザルツブルクの景色を楽しみます。
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