シンガポール旅行で訪れて良かった・楽しめた場所がどこか聞かれたら、私は「シンガポール動物園のナイトサファリ」と答えています。
シンガポールのナイトサファリは檻に入った動物たちを見るのではなく、動物たちがイキイキと活動している姿を見ることができる新しいスタイルの動物園です。日本では、夜間に楽しめる動物園はあまりないと思うので、たかが動物園と思わずに訪れる価値があります!
昼間の動物園も楽しいですが、多くの動物は夜に活動するので、昼間とは違った姿を見ることができて、一味違った体験ができました。
今回は、現地のオプショナルツアーを利用して、ホテルからの送迎とナイトサファリの入場券・トラム乗車券のセットを購入しました。体験談を含めてツアーのご紹介や割引チケットなどをご紹介します。
ナイトサファリの送迎つきオプションツアー
ナイトサファリは、トラムというバスに乗りながら園内を巡るもので、トラムの中ではガイドさんが動物について説明をしてくれます。ほとんどのトラムは、ガイドさんが英語で動物について説明してくれるのですが、日本語で説明をしてくれる「日本語トラム」があります。
しかし、日本語トラムの数は少なく、日本語での解説を希望する場合はチケットの購入のために長い列に並ばなくてはならないことが多いため、私はあらかじめ日本語トラムのチケット付きのナイトサファリツアーを予約しました。これが大正解でした!
なお、送迎が不要である場合は入園チケットとトラム乗車券のセットもあります。
さて、私が予約したツアーは、ホテルから動物園へ行くバス(往路のみ)、ナイトサファリ日本語トラムの乗車、アニマルショーの観覧がセットになったプランです。
なお、他にも帰りのホテルまでのバスがついたプランや食事が付いたプランもあります。帰りはタクシーやバスでもいいかなという場合や、夕食は軽食でいいかなという場合は、チケットだけの予約でも良いかと思います。
私たちが申し込んだツアーでは、まず、指定のホテルにバスが迎えに来てくれます。私たちは小さいホテルに宿泊したため、バスのお迎え場所として指定することはできず、近くの大きなホテルまで歩いていきました。
ホテル発の送迎バスでナイトサファリへ
オプショナルツアーで送迎付きを選択した場合は、指定された時間のホテルのロビーに、ガイドさんが迎えに来てくれます。ガイドさんは日本人ではありませんでしたが、日本語が上手で、日本語での意思疎通は全く問題のない方でした。
そのガイドさんに連れられてバスに乗り込み動物園まで向かいます。
途中、ツアーバスはいろんなホテルに寄っていくので、動物園まで意外と時間がかかりました。所要時間は、シンガポール中心部のホテルより1時間程度です。
シンガポール動物園:ナイトサファリ

18時頃に動物園に到着したら、ナイトサファリのオープン時間まで自由時間です。お土産を見たり、食事をしたりしてオープンを待ちます。私たちは食事無しのプランを予約したので、フードコートで食事をしました。
複数の飲食店がありますが、どこもおいしそうです。
食事の値段は、シンガポールの物価から考えると、妥当な観光地価格です。

軽食ではなく、しっかりと食事をしたい方には食事付きのプラン(楽天観光トラベル・KKday)もあります。家族で訪れる場合は、食事付きにした方がスムーズかもしれません。
私は遅めのランチを取り、軽いディナーにしたかったので、フードコートを利用しました。にぎやかなフードコートは混雑していましたが、外での食事は楽しい雰囲気があって良かったです。
フードコートは広々としており、料理の種類も多いです。食事を購入する時、レジで少し並ぶこともありますが、数分程度のため、混雑していて辛いということはありませんでした。

また、開園の時間が近づいてくると、フードコートのイートインスペースの前にあるステージでファイアーショーが始まります。フードコードで食事をしながらマッチョなお兄さんたちのショーを楽しめるというのも楽しかったです。ナイトサファリへの期待を高めてくれます。
ナイトサファリのオープン
ナイトサファリのオープン時間が近くなってくると、チケットカウンターに長蛇の列ができていました。
行列を整理する人があまりいないようで、どこに並べばいいのかわからない人もおり、やや混乱しているようにも見えました。
ツアーの集合時間になったら、指定の場所に集まってガイドさんが日本語トラムに案内してくれます。
ナイトサファリの日本語トラム

19時15分頃、日本語トラムに乗ってナイトサファリがスタートします。これは音声ガイドなどではなく、日本語を話せるガイドさんが動物について説明をしてくれます。
普段、動物園のツアーに参加したこともなかったので、知らないことも多くて楽しめました。
また、日が暮れると照明が少ないために、どこに動物がいるのか見え辛らくなってきます。そんな時は、ガイドさんがどこに動物がいるのか教えてくれるので助かりました。
どの動物も餌を食べていたり、歩き回っていたり、活発に動いています。ナイトサファリは柵で囲われているのではなく、動物が自由に動き回れるような構造になっているので、動物たちがイキイキと生活しているように見えました。
(このとき、ビデオカメラでしか撮影していなかったので、ブレブレの静止画しかありません。見にくくてごめんなさい。)

更に、足に何か触れたと思ったら、アリクイでした。のんびり散歩しているアリクイがトラムに近づいて来ました。動物たちは自由に行動できるようです。

トラムが園内を周っているいる間に日は完全に沈んで夜となり、トラムでの園内巡り40分の旅は終了しました。
園内には徒歩で周れる場所もあります。時間の都合が合えば、是非探索してみてください。
アニマルショー

ナイトサファリが終わったら、次はアニマルショーの観覧です。アニマルショーもナイトサファリで人気があるイベントです。
ツアーで予約していると、あらかじめガイドさんが良い席をキープしておいてくれます。アニマルショー開始間近になると席を探すのが難しくなるので、これもツアーに申し込んだメリットでした。
アニマルショーが始まると、大人気で満席でした。

ショーは英語ですが、シンプルな英語を話してくれますし、雰囲気で楽しめるショーでもあるので、問題はありませんでした。可愛い動物たちのショーがあったり、会場参加型でクイズのように問いかけられることも多く、とても楽しかったです。調子に乗って、クイズでは答えを叫んでいました。
ショーが終わったら私の参加したオプショナルツアーでは現地解散となりました。
ナイトサファリからタクシー

私たちが予約したプランは往路のバスは含まれていて、帰りはナイトサファリで現地解散をするというプランでしたので、動物園前からタクシーでホテルに戻りました。
シンガポールのタクシーは安いですし、ナイトサファリには入口にタクシー乗り場があり、常時タクシーが停まっていて便利でした。事前に料金を調べておきたい場合は、Uberなどの配車アプリの利用も便利です。
タクシーに乗ると、30分程度でシンガポール中心部にあるホテルに到着し、料金は30ドル程度でした。
ナイトサファリは早い時間がオススメ

私たちは日本語トラムで最も早い時間を予約し、トラムの発車時には、まだ日が暮れていない状態で、だんだんと暗くなっていくという時間帯でした。
結果として、早い時間にして本当に良かったと思います。
ナイトサファリは動物のありのままの姿を見ることのできる動物園なので、照明の数がとても少ないです。私たちは、普段、暗闇の中で物を見る機会が少ないので、完全に太陽が沈んでしまった後は、かなり見えずらくなります。(特に私の視力が悪いということもありますが。)
動物がいることはわかっていても、よく見えない。。。それほど視力が良くない私は、最後の方は見えずらく苦労しましたので、早い時間にしてよかったと思います。
ナイトサファリのおすすめ予約サイト
最後に、シンガポールのナイトサファリを訪れるには、チケットだけでもあらかじめ予約しておくとスムーズです。ここでは、いくつかのチケット予約サイトやオプショナルツアーをご紹介します。
送迎・ディナー・チケット付きツアー
チケットとトラムのみ予約
大人も子供も楽しめるシンガポール動物園のナイトサファリにぜひ、訪れてみてください。
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