【2018年2月10日更新】
シンガポールのナイトサファリを訪れました。シンガポールのナイトサファリは檻に入った動物たちを見るのではなく、動物たちがイキイキと活動している姿を見ることができる、新しいスタイルの動物園だそうです。多くの動物は夜に活動するので、昼間の動物園とは違った姿を見ることができるのではないかと楽しみにして行ってきました。
ベルトラでツアーの申込み
ナイトサファリは、トラムというトロッコ列車風のバスに乗りながら園内を巡るもので、トラムの中ではガイドさんが動物の説明をしてくれます。ほとんどのトラムはガイドさんが英語で動物について説明してくれるのですが、日本語で説明をしてくれる「日本語トラム」というものもあります。
日本語トラムの数は少なく、日本語での解説を希望する場合はチケットの購入のために長い列に並ばなくてはならないことが多いと聞いたため、VELTRAより日本語トラムに乗れるナイトサファリツアーを予約しました。1人68シンガポールドル(2017年1月21日現在で約5,500円)のプランです。
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私たちが予約したツアーは、ホテルから動物園へ行くバス(往路のみ)、ナイトサファリ日本語トラムの乗車、アニマルショーの観覧がセットになったプランです。(この選択は失敗だった。ホテルから動物園へはタクシーを使ったほうが早くて安くて良かった。。。)
他にも帰りのホテルまでのバスがついたプランや食事が付いたプランもありましたが、そのようなオプションは不要です。(その理由は後ほど。)
ベルトラのツアーでは、まず、指定のホテルにバスが迎えに来てくれます。私たちは小さいホテルに宿泊したため、バスのお迎え場所として指定することはできず、近くの大きなホテルまで歩いていきました。
バスが迎えに来てくれる
指定された時間にホテルのロビーで待っていると、ガイドさんが迎えに来てくれます。少し怪しい(?)日本語でしたが、意思疎通は全く問題のない方でした。そのガイドさんに連れられてバスに乗り込み動物園まで向かいます。ちょくちょくいろんなホテルに寄っていくので、意外と時間がかかりました。所要時間は、1時間程度でしょうか。(こんなにいろんなホテルにちょくちょく寄るバスに高いお金を払うのなら、時間もお金ももったいないので、ツアーではなくチケットのみ手配したほうが良いです。)
動物園に到着
18時頃に動物園に到着したら、ナイトサファリのオープンまで自由時間です。お土産を見たり、食事をしたりして開演時間を待ちます。私たちは食事無しのプランで予約したので、フードコートで食事を取ることにしました。私はいくつかのお店で購入しましたが、どれもおいしくいただきました。値段はシンガポールの物価から考えたら、高くは感じませんでした。
ベルトラには食事付きのプランもありますが、動物園なのでワイワイとにぎやかなフードコートの利用を私はオススメします。フードコートは広々としていますし、お料理の種類も多いです。購入する時、レジで少し並ぶこともありますが、数分程度ですので混雑でしんどい・・・ということはありません。
また、開園の時間が近づいてくると、フードコートのイートインスペースの前にあるステージでファイアーショーが始まります。フードコードで食事をしながらマッチョなお兄さんたちのショーを楽しめるというのもメリットですね。
すごい勢いで炎を吹くお兄さんがかっこよかったです。食事しながらのんびりショーを見れたということからも、食事つきプランを予約しなくて良かった!
ナイトサファリがオープン
オープンの時間が近くなってくると、チケットカウンターに長蛇の列ができていました。
行列を整理する人があまりいないようで、どこに並べばいいのかわからない人もいてやや混乱しているようにも見えます。
列に並ばずに食事しながらファイアーショーを見て、のんびりと過ごせたので、チケットを予約しておいて本当に良かったと思いました。シンガポール到着日だったので疲れていたから、無駄な体力を使わずに済んで良かったです。
集合時間になったら、指定の場所に集まってガイドさんが日本語トラムに案内してくれます。
ナイトサファリのスタート
19時15分頃、トラムに乗ってナイトサファリがスタートすると、ガイドさんが動物たちの説明をしてくれます。聞いているときは、「へぇ〜そうなんだ〜」と勉強になるなぁと思っているのですが、終わるとすぐに忘れてしまいますね。(ダメだな、私。)
しかし、日が暮れてからどこに動物がいるのかわかりにくくなっているときは、ガイドさんがどこを見るといいのか教えてくれるので助かりました。
日が暮れても、動物たちは活動しているのですね。どの動物も餌を食べて居たり、歩き回っていたり、活発に見えます。柵で囲われているような作りではないからか、動物たちがイキイキしているようにも見えました。
(このとき、ビデオカメラでしか撮影していなかったので、ブレブレの静止画しかありません。見にくくてごめんなさい。)
更に、足に何か触れたと思ったら、アリクイでした。のんびり散歩しているアリクイがトラムに近づいて来ましたし、動物たちは割と自由に行動できるようです。
トラムが園内を周っているいる間に夜になり、トラムでの園内巡り40分の旅は終了しました。園内には徒歩で周れる場所もありますが、私たちは時間の都合もありトラムの乗車だけにしました。
アニマルショーの観覧
ナイトサファリが終わったら、次はアニマルショーの観覧です。このアニマルショーもナイトサファリでは人気があるイベントです。ツアーで予約していると、あらかじめガイドさんが席をキープしておいてくれるので、安心して会場に向かいます。アニマルショーは大人気でかなり混雑していました。
ショーは英語ですが、とても綺麗な英語を話してくれるので問題はありませんでした。可愛い動物たちのショーがあったり、会場参加型でクイズのように問いかけられることも多く、とても楽しかったです。調子に乗って、クイズでは答えを叫んでいました。
ショーが終わったら現地解散となります。
帰りはタクシーで
私たちが予約したプランは往路のみバスで連れて行ってくれるプランで、帰りはナイトサファリで現地解散をするというプランでした。
※夕食なしの現地解散プランだと68SGDですが、夕食(ビュッフェスタイル)と帰りのバスを追加すると128SGDと値段が跳ね上がります。
なぜシンプルなプランにしたかというと、帰りのバスの時間が遅すぎたからです。バスはいろんなホテルに寄っていきますので、時間もロスしますし、自分たちのタイミングで帰りたいと思いました。それに夕食についても、ナイトサファリにはレストランやフードコートなど食べるところがたくさんあるので、自分たちで好きなものを食べたかったのです。(夕食に40SGDを出してビュッフェを食べたいとも思わなかったのです。)
そこで、帰りはタクシーを使うことにしました。
シンガポールのタクシーは安いですし、ナイトサファリには入口にタクシー乗り場があり、常時タクシーが停まっていましたので、乗車するのに問題はありません。
タクシーに乗ると、30分程度でホテルに帰ることができました。料金も30ドル程度でしたので、ツアーのバスを使うより2人以上だとお安いですね。
ナイトサファリは早い時間がオススメ
私たちは日本語トラムで最も早い時間を予約し、トラムの発車時には、まだ日が暮れていない状態で、だんだんと暗くなっていく時間帯でした。
結果として、1番早い時間にして本当に良かったと思います。
ナイトサファリは動物のありのままの姿を見ることのできる動物園ですので、照明が極端に少ないのです。私たちは、普段、暗闇の中で物を見る機会が少ないので、完全に太陽が沈んでしまった後は、かなり見えずらくなります。動物がいることはわかっていても、よく見えない。。。それほど視力が良くない私は、最後の方は見えずらく苦労しましたので、早い時間にしてよかったと思います。(もちろんコンタクトはしているので日中は問題ありませんが、暗すぎるのは辛いのです。)
最後に、はじめにも紹介しましたが、私たちはベルトラのプランを予約しましたが、1人約5,500円と安い値段ではなかったので、
ナイトサファリのチケットだけを安くして、自分たちでタクシーを使って行った方が値段的にも、時間の無駄も省けて良かったなぁとも思います。
もし、これから訪れる方は、Voyaginというオプショナルツアーでの予約をおすすめします。チケットは29%オフで約2,700円ですし、バウチャーを紙で印刷する必要もないので、ベルトラより便利なようです。