ウィーンではシシィチケットを使って宮殿巡り!旧王宮編

  • URLをコピーしました!

お城巡りを趣味にしている私にとって、シェーンブルン宮殿やホーフブルク(王宮)は絶対に訪れたい場所です。
今回は、念願の旧王宮へ行きます。

目次

チケットの準備

まずは、チケットを準備します。
私は、旧王宮・シェーンブルン宮殿・王宮家具博物館の3箇所を見学する予定です。
各施設のチケットオフィスでチケットを購入することはできますが、人気の観光名所なので長い行列ができていました。
シェーンブルン宮殿は特に混雑しており、入場までに1時間かかることも多いのだとか。
また、シェーンブルン宮殿の普通チケットは、日時指定と使い勝手が悪い。。。

ということで、Sisi Ticket(シシィ・チケット)というコンビチケットを購入しました。購入方法等については、以下をクリックしてご覧ください。

シシィ チケットとは?

シシィ チケットは以下の3箇所を見学できるチケットです。

  • シェーンブルン宮殿のグランドツアー(公開されている全部の部屋を見学できる)
  • 旧王宮(宮廷銀器コレクション・シシィミュージアム・皇帝の部屋)
  • 王宮家具博物館

料金は、€49で、インターネットより購入できます。支払いはクレジットカード決済です。
(普通の外貨でのクレジット決済と同様に、ユーロでの決済となり、クレジットカード会社のレートで計算され、円での請求になります。日本で両替して現地で購入するより、カード請求がレート的には最も有利なので便利です。)

シシィチケットの有効期間は購入日より1年間なので、あらかじめ日本で購入できます。チケットは購入画面を印刷するかスマホで購入時に表示されるバーコードを提示するだけです。

現地でスマホを使うためのSIMやフリーWi-Fiについては以下で、安くて安心して使えるものを紹介しています。

シシィチケットは有効期間内(購入後1年以内)であれば、一度に全ての場所をまわらなくてもOKなので、ご自身の旅行プランに合わせて使うことができます。

では、早速、あらかじめ購入したシシィ・チケットを持って、旧王宮へ行きました。

旧王宮を見学しよう

チケットオフィスは少し行列ができていて、混雑していましたが、シシィチケットを持っていたら並ばずに入り口へ行くだけ。
チケット購入時に表示されていたバーコードを入場ゲートにかざすだけで入場できます。

旧王宮は、宮廷銀器コレクション⇨シシィミュージアム⇨皇帝の部屋、という順番で見学順路が決まっており、すべて日本語オーディオガイドがあります。(ただ、オーディオガイドは教科書を読んでいるかのような単調な感じ。)

見学の所要時間の目安は2時間ほどみておくと安心です。

それでは、早速、宮廷銀器コレクションから見学をスタートしましょう。

宮廷銀器コレクション

宮廷銀器コレクションは、宮廷で使用されていた食卓調度品を展示しています。
ハプスブルク家が所有していた金器・銀器・磁器など約7,000点のテーブルウェアがあります。
銀器などの金属は、戦争で武器を作るために利用されてしまったため、残っている銀器はとても貴重なものです。

それでは、美しいコレクションをご紹介します。

まずは美しい銀器コレクションより、カトラリーの数々。
スプーンもフォークもちょっとずつ形が異なっており、用途の違うものです。

これらの種類・用途を全て覚えていた使用人の方々・・・大変だったでしょう。

実際にテーブルにセットすると、上の写真のようになるそうです。どれだけ品数が多いのでしょうか・・・?というカトラリーの多さ。

パンがナプキンにうまいこと包まれているのもなんだか気になります。

戦争の勃発や財政の問題などで、金属が貴重となり、王宮では陶磁器の食器も使われるようになりました。

細かい模様の描かれた美しく華やかな食器です。

この小さいカップはどういう用途でしょうか。

金属を使わなくなったからこそ、美しい陶器の食器が生まれたんですね。

次は、金ピカで細かい細工の施されたオブジェのようなコーナーです。

今は展示されているだけですが、昔はもちろん現役で使われていました。

これらが、宮廷のお食事の時間を彩っていた時代がある・・・と思うと、ロマンを感じませんか。

次はシシィミュージアム・皇帝の部屋へ

銀器コレクションを見学した後は、シシィミュージアムへ進み、最後は皇帝の部屋を見学します。
残念なことに、写真撮影が許されているのは宮廷銀器コレクションのみなので、写真はありません。

しかし、シシィミュージアムは、お部屋ごとに宮廷生活、逃避、少女時代などとテーマが定められており、

シシィ(エリーザベト)の愛用していた日傘や扇子が展示されていたり、宮廷生活で着用していたドレスのレプリカなども見学できます。

このドレスのウエストの細さと言ったら。。。

そして、皇帝の部屋に進むと、(こちらも残念ながら写真はNGです。)フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベト皇后のお部屋を見学することができます。
その中で、私が気になったのは、「化粧と体操の部屋」です。
美貌を維持していくために、美容体操を欠かさなかったというエリーザベトの体操器具が残っています。

姿勢をまっすぐに保つために、吊り輪を使っていたり、結構ハードなトレーニングをされていたことが見て取れます。

当たり前でしょうが、美しい人はそれなりに努力しているということですよね。

絶世の美女の影の努力を垣間見ることができました。

見学を終えたら、最後はお土産屋さんへ。

旧王宮には、チケット売り場と皇帝の部屋を出たところの2箇所にお土産屋さんがあります。

星型のシシィの髪飾りも売っていたり、ウィンドーショッピングだけでも楽しかったです。

私は、絵葉書を購入して、両親に送ってみました。(絵葉書1枚で親子はいい関係を築けるものです。いつも遊んでばかりの娘と白い目で見られないように。。)

お土産を購入したら、旧王宮の見学は終了です。

おわりに

シシィチケットを使った宮殿巡りは、チケット購入に並ぶ煩わしさも無く、入場時間に制限を受けることもなく、とてもスムーズに楽しめました。

宮殿巡りをした後は、ウィーンで夜のクラシックコンサートに行くのも良いです。ドレスコードなしで気軽に行けるコンサートがたくさんありました。

次は、シシィチケットを使って、シェーンブルン宮殿を訪れましたので、ご紹介させていただきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次