美味しいコーヒーを飲みたいと思い、セラミックコーヒーフィルター「COFIL fuji」を購入し、半年間、毎日使ってみました。
使ってみた感想を一言で表すと、、、今までと同じコーヒー豆を使っても、全くの別物のようにワンランク上の美味しさを味わえました。
ただ、要注意点として、目詰まりしやすいという点があります。目詰まりの解消法についてもご説明しているので、目詰まりでお困りの方はこちらをクリックしてください。
セラミックフィルター COFILのメリット・デメリット
私が感じるメリット・デメリットはこんな感じです。
では、セラミックフィルターCOFILのレビューと「ちょっと注意が必要な」お手入れ方法についてご紹介します。
COFILの良い点①デザイン
セラミックコーヒーフィルターはいろんなものがありますが、富士山のデザインはキッチンに置いておくインテリアとしてもデザインが優れており、可愛いです。
6色のカラー展開がありますので、お気に入りの色を見つけられそう。私は富士山らしさを追求して水色にしましたが、赤系もインテリアに馴染みそう。
友達や家族へのプレゼント、また、日本製(波佐見焼き)なので海外にいる友達へのお土産としても喜ばれそうなデザインです。
COFILの良い点②紙(布)フィルターが不要
髪の毛と同じくらいの極小サイズの穴が無数に空いており、紙(布)フィルターを使わずにコーヒーをドリップできます。
ドリップのスピードは紙フィルターを使う時より少しゆっくりなペースです。
半永久的に使えるため、使い捨てのフィルターを買わなくて良いのは嬉しいポイントです。
COFILの良い点③豆の油分を抽出できる
紙フィルターを使った時は、豆の油分はフィルターを通過しないのですが、COFILでは油分がフィルターを通過します。
それってそんなに違うものなの?と思っていましたが、コーヒーの風味・味わいが劇的に変わるのです。同じコーヒー豆を使っても、別物になったのかと思うくらい、大きな変化でした。
紙フィルターとは一味違う、豊かな風味です。
COFILの良い点④雑味を除去できる
セラミックフィルターを通すと、水道水のカルキ臭などの雑味がなくなり、水が柔らかくなる印象があります。
この性質を利用して、水道水の雑味を取り除き、コーヒー本来の味を楽しめます。また、コーヒーだけでなく、出来合いのお茶をCOFILを通すだけでまろやかに変化するそうです。
次に、COFILのデメリットをご紹介します。
COFILの難しい点①衝撃に弱い
普通に使っていて割れてしまうということはありませんが、セラミックなので高い位置から落とすと割れます。
また、他の食器とぶつかって表面に少しかけたような傷ができてしまいました。これは取り扱いの問題なので、ガンガンぶつけたりしないように気をつければ大丈夫です。
ただ、表面に傷ができても、富士山のデザインは表面がツルツルでは無いので、傷は目立たなく、気にならないのは良い点です。
COFILの難しい点②お手入れ・目詰まり対処法
COFILは使い捨てでは無いので、毎回、水洗いをする必要があります。
洗剤は不要なので、水洗いをして乾かすだけの簡単なお手入れなのですが、使い始めて2ヶ月が過ぎた頃から、目詰まりを起こし、ドリップのスピードが急激に遅くなりました。
メーカーHPでは、「お鍋にお湯を入れ、10分程度煮沸すると良い。重曹を入れるとなお良い。」とのことだったので、その通りにしていましたが、完全には目詰まりは解消しませんでした。
そこで、やってみたのが「小さなブラシ」での擦り洗いです。私はキッチンお掃除用ブラシを使っています。
ブラシで、COFILの内側も外側も、全体を水に濡らした状態でゴシゴシとブラッシングして、水洗いしてみたところ、目詰まりが解消して新品同様のドリップスピードに戻りました。
このように少し大きめのブラシの方がゴシゴシ作業できるので便利です。
メーカーHPにはブラッシングについて書かれていませんが、目詰まりを感じたらブラッシングで対処しています。ただ、ブラッシングだけではコーヒーの油分を完全に取りきれないので、週に1回の煮沸も必要です。
お手入れは、週1回の煮沸とブラッシングで対応しています。煮沸は放置しているだけですし、ブラッシングは1分程度なので、お手入れは楽だと思います。
ブラッシングによる目詰まり解消方法はメーカーがお勧めしている方法ではありません。行う場合は、自己責任となりますのでご注意ください。
セラミックフィルター COFIL FUJIを使ってみて
たまに煮沸やブラシを使ったクリーニングをするものの、お手入れはとても楽です。少ない手間で美味しいコーヒーをドリップできる優れものとして、我が家では毎日使っています。
3ヶ月間、ほぼ毎日使いましたが、ブラシで掃除するようになってからは特に目詰まりも起こさないので、落として割らない限りはずっと使えそうです。
ただ、とてもまろやかで美味しいコーヒーをドリップできるので、飲み過ぎだけは注意しています。
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