池袋から30分と都内からのアクセスも良好な「川越」。
以前、「蔵造りの町並み」のぶらりお散歩をご紹介しましたが、今回は川越のシンボルとなっている「時の鐘」とその周辺をご紹介します。
鐘つき通りへ
川越駅東口からとことこ歩くこと約15分。川越のシンボル「時の鐘」のある「鐘つき通り」に到着です。
時の鐘は、江戸時代に川越藩主の酒井忠勝によって建てられました。現在の時の鐘は、明治の川越大火の直後に再建されたものだそうです。
名前の通り、時を知らせてくれる鐘で、6時・12時・15時・18時の1日4回鐘が鳴ります。
時代劇などで、火事などの緊急事態を知らせるために鐘つき台に上って、青年が力強く鐘を突くというシーンを想像して訪れましたが、川越の鐘は穏やかな街に溶け込んでいるまさに「時の鐘」で、時間を知らせてくれる街のシンボルです。
「テッパンルオムス」でランチ
2015年にオープンした鉄板焼きのお店です。
このお店は海外のビールなどがたくさん置いてあるお店のようです。
私たちは、お魚2種類と野菜の鉄板焼きランチコースをいただきます。
ランチのコースは軽めなものが中心で、量は少し少ない感じがしましたが、もちろんもっとボリュームのあるコースもあるので、お腹の空き具合に合わせえ選んでくださいね。
お店の情報
- お店:テッパンルオムス
- 住所:埼玉県川越市幸町8-11明文館201
「和芳庵」でお茶を堪能
おなかが一杯になったら、ゆっくりお茶でも飲みたくなっちゃった。
ということで、訪れたのは長峰園と言うお茶屋さんの2階にある「和芳庵」という日本茶カフェです。
お店は畳ですから、靴を脱いで布袋に入れて2階に上がります。
「しずく茶かなめ」と「火いれ茶ことぶき」の2種類のお茶が飲み比べられる「かほりくらべ」(500円)を頼みました。お茶の葉にこだわっているのはもちろんですが、それぞれのお茶にあった煎れ方をしてくれて、日本茶の世界の奥深さと面白さに少し触れることができました。
ただお茶葉とお湯を急須に入れるだけのお茶とは一味も二味も違います。
「しずく茶かなめ」は、お茶の葉をそのまま食べることもできるやわらかさで、こんな緑茶は初体験!
つぼやき
川越といえば「さつまいも」。
焼き芋は皮がこげてしまいますが、つぼ焼きは川が焦げることなく、おいも全部を無駄なく味わうことができます。おじさん1人でおいもの仕込みから販売までこなしているようで、販売できる量に限りがあるようです。私たちが訪ねた時は、大行列になっていて、いつになったら買えるのかわからない状況でした。
大学芋「いわた」でお土産を
時の鐘のすぐそばにある大学芋のお店「いわた」。皮をむいて輪切りにされた大学芋は甘すぎない蜜とからんでほっこりしたお味です。できたてを買ってすぐに食べてもおいしいですが、お土産用に購入して家でレンジでチンしていただいても絶品です。
おわりに
蔵造りの街並みも、美味しいグルメもたくさんある川越。埼玉県には有名な観光地が無い、などと思っていましたが、とんでもない!
「川越」があるではないか!
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