水沢うどんは日本三大うどんなのか?
日本には三大〇〇なるものが色々とありますが日本三大うどんとなると、
讃岐うどん(香川県)と稲庭うどん(秋田県稲川町)
はほぼ確定のようです。
残りの一枠を巡って
・水沢うどん(群馬県渋川市)
・きしめん(愛知県名古屋市)
・五島うどん(長崎県)
が争っている模様です。
なので、実際に水沢うどんを食べて三大うどんかを確認してみたいと思います。
公共交通機関は不便
水沢うどんのお店が集まる水沢うどん街は伊香保温泉街から車で10分くらい下った場所にあります。
伊香保温泉街周辺をタウンバスが走っていますが、水沢うどん街までの路線は1日2本しかないようです。
関越交通の群馬バスも走っていますので今回はこちらを利用しました。
ちなみに全体的に水沢うどん街までのバスの本数は少ないので時間には注意が必要ですね。
群馬バスは「水沢駅」で下車します。料金は320円。
建物がとにかくゴージャス
現在、水沢うどん商標登録店組合加盟店が13軒あります。
この組合に加盟していないお店は水沢うどんと名乗れないため他の名前を使っています。
目に付くのがどこのお店も建物が大きく立派なことです。
では早速、水沢うどんの元祖と言われる天正十年創業の「田丸屋」に行ってみます!
ここ、うどん屋だよね??と思わせる豪華な造りです。
訪問したのが11時くらいでしたが直ぐに満席になり、帰る頃にはこの待合室は人で溢れていました。
また、店内はテーブル席とお座敷席で350席ありとにかく広いです。
鎧が飾られており、更には中庭があり滝も流れていました~!(すごっ!)
麺はコシと弾力が抜群
メニューは、布袋様福膳(二色つゆ)が1,700円、だるま福膳が1,800円です。(高っ!)
今回は布袋様福膳を頂きます。
特徴は冷たいざるうどんで出され、麺はコシと弾力がありますね。つけ汁はしょうゆだれとゴマだれです。
また、うどんだけでなく天ぷらなど小鉢も充実していますが、
・・・よく考えると、うどんで1,700円を払うとなるとかなり無理があります。
他の小鉢などを充実させるしか方法はありませんね。讃岐うどん一杯200円を考えると、かなり強気の値段設定ではあります。
やはりこのゴージャス感が何とも印象に残ります。
・・・てな訳で水沢うどんの旅は終了です
水沢うどんで一番印象に残っているのは何と言っても豪華なお店のつくりでしょうか。
ここはうどん屋か!と思わせるつくりは圧巻です。
ただ、麺の弾力感は好き嫌いが分かれるところではあります。
また、伊香保温泉街と水沢うどん街がより密に連携して直通のバスなどを走らせてアクセスを良くすることで街全体がより活性化するのではないかと感じました。
一点だけ残念な所は、水沢うどん街に行く直前の山道のラブホテルの多さです。
今更どうにかなる問題ではありませんが、景観の悪さが気になりました・・・。
そんな感じで、残りの愛知県名古屋市のきしめんと長崎県の五島うどんも食べて日本三大うどんを判定してみたいと思います。
○水沢うどん「田丸屋」
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