蔵王温泉は、スキーや紅葉も楽しめる温泉地ですが、いろんな温泉をめぐることのできる「湯めぐりこけし」というものがあるのはご存知でしょうか。
湯めぐりこけしって何?
「湯めぐりこけし」とは、27の旅館・温泉施設で日帰り入浴ができるというチケットのようなものです。
色が塗られる前の10センチ程度のこけし(色塗り前なので、単なる木材)とシールが3枚付いて1,300円です。加盟している旅館等でシールを1人1枚(一部ホテルでは2枚)を渡すことで、日帰り入浴ができます。(こけしは不要という方には、こけし無しでも販売していますが、料金は同じです。)
余ったシールは1枚420円の商品券としても利用可能ですが、有効期限は無いとのことですので、次回の旅行のために取っておいても良いでしょう。また、付属のこけしは、田中こけし店というお店で、230円を支払うと、絵入れを体験できるそうです。
購入できる場所は限られており、蔵王温泉バスターミナルに併設している観光案内所でのみ取り扱っています。
「湯めぐりこけし」加盟旅館・施設は?
「湯めぐりこけし」を使える旅館・施設は、以下の27箇所です。ここでは、施設名、利用可能時間の順に記載しております。
- オークヒル 12時〜21時
- 蔵王プラザホテル 13時30分〜15時30分
- 深山荘 高見屋 19時〜21時
- おおみや旅館 11時30分〜15時
- えびや旅館 10時〜15時
- ホテルハモンドたかみや 12時〜18時
- すゞのや 11時〜15時
- すのこの湯 かわらや 9時〜20時
- 吉田屋旅館 10時〜20時
- 湯の宿 伊藤屋 10時〜15時
- こけしの宿 招仙閣 10時〜16時
- 堀久旅館 8時〜21時
- 花ゆらん 11時〜14時
- 五感の湯 つるや 13時〜15時
- ホテル樹林 13時〜20時
- 蔵王温泉 大露天風呂 6時〜19時
- 大平ホテルハモンド12時〜22時
- 源七露天の湯 9時〜21時
- ル・ベール蔵王 13時〜16時
- ヴァルトベルク 11時30分〜14時
- 蔵王温泉国際ホテル 12時〜15時 (*シール2枚必要)
- ZAOセンタープラザ 9時〜21時
- ホテル喜らく 11時30分〜15時
- 蔵王四季のホテル 10時〜15時 (*シール2枚必要)
- ホテル松金屋アネックス 11時〜20時
- 季の里 11時30分〜14時30分
- フォーレスト蔵王温泉10時〜15時
加盟施設は以上ですが、ご覧の通り、利用できる時間がかなり限られております。また、当日、休館の場合もあり、利用には注意が必要です。
このお湯めぐり27施設の中での私のオススメは、大自然を眺めながら開放的で広々とした露天風呂を楽しむことができる16番の大露天風呂と昔ながらの内湯を楽しむことができる3番の深山荘高見屋です。
深山荘高見屋は、夜の時間だけの利用となりますが、歴史ある建物を味わうこともできますので、お時間が合えば行って損はないかと思います。
おわりに
湯めぐりは、「湯めぐりこけし」だけでなく、宿泊ホテルによっては、系列店のお風呂を無料で使えるというサービスもありますので、時間の関係などで3箇所巡るのは難しいという場合は、宿泊ホテルのグループホテルを巡るというのも良いかと思います。
例えば、「ルーセントたかみや」と「深山荘高見屋」と「ホテル樹林」は同じグループですので、お湯を巡ることができます。他にも、「蔵王温泉国際ホテル」と「蔵王四季のホテル」はグループですので、相互利用が可能です。
蔵王温泉は、美肌効果の高い温泉であるとともに、歴史ある温泉地ですから、宿泊先だけで満足せずに、いろんなお湯を巡りましょう。
最後に、私たちはJTBのHPでホテルとJRのセットを予約しました。他の旅行サイトでは、満室となっていたホテルでしたが、JTBでは空きありになっており、予約ができました。それも、JRと宿をバラバラで予約するよりかなり安く、更に他の旅行サイトより少し安かったです。
これから旅行を計画される方は、JTBのホテルとJRのセットも便利です。
JTB HP・・・JTBホームページ
近畿日本ツーリストHP・・・東北[ツアー]
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