ヴァッハウ渓谷の旅②ドナウ川のクルージングとデュルンシュタインの青い修道院

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ヴァッハウ渓谷の旅①に引き続き、オーストリア国営鉄道の企画切符「ヴァッハウチケット」を使ったウィーンからの日帰旅行。今回はメルクからドナウ川を下って、デュルンシュタインを訪れます。

目次

メルクからドナウ川のクルージングの旅

メルクの街や修道院の見学を存分に楽しんだら、次はドナウ川のクルージングを楽しみます。船乗り場は、旧市街からメルク駅の方に戻った川沿いにあります。修道院からは徒歩20分はかかりますので、時間に余裕を持って向かった方が良いですね。(私は全力疾走でヒーヒー言いながら向かいました。笑)

私のように一本道を迷う方は少ないでしょうが、念のために船乗り場の地図を掲載します。なんだ、修道院の裏が船乗り場じゃん!と思っていたのですが、修道院は高台にあり、ドナウ川に降りる道は無いので、駅の方まで戻ってぐる〜っと回っていかないといけません。

メルクの船乗り場(Schiffstation Melk)

住所:Pionierstraße 2, 3390 Melk

船着場に行く途中の目印としては、謎の車と藁(?)が合体したオブジェのある通りをまっすぐ進むということでしょうか。スマホのGoogleマップ片手に全速力で走りました。

ドナウ川クルーズは、2つの会社の船があり、ヴァッハウチケットではどちらの船に乗っても良いとのことです。メルクからクレムスまでの乗船できますが、途中下船もOKということで、私は青い修道院が美しいと評判のデュルンシュタインで降りることにしました。

途中で降りた場合であっても、またクレムスまでは船に乗れるので、乗車する際に係の方に伝えましょう。(ただ、船は本数が少ないので、時間が合わないことも多いかと思います。)

船の出発時間は、季節によって全く異なりますので、以下のクルージング船のWEBサイトの時刻表のページのリンクよりご確認ください。「AB MELK」と記載されているのがメルク発の時間です。

私はBRANDNERという会社の船に乗りました。

どちらの会社の船もサービスは変わらないようです。お酒を飲みながらドナウ川をクルージングしたかったので、全速力で喉がカラカラなのもちょうど良かったと前向きに考えます。

ドナウ川クルーズの始まり

私が乗船したのは出発3分前とギリギリだったので、席は既にいっぱいで、テラスしか空いていませんでした。テラス席は気持ちいいけれど、直射日光を浴び続けるので日焼け止めはマストですね。

ヴァッハウチケットの場合は、席の予約はできないので、少し早めに乗船することをおすすめします。

船の中では軽食やビールも売っているので、ビールを飲みながら、景色を写真に収めつつ、周囲の方々とおしゃべりしながらクルージングを楽しみました。

途中、中世の建造物をいくつか見ることができます。船では英語のガイドも流れており解説してくれています。(残念ながら私は半分ぐらいしか聞き取れなかったです。)

この美しく青い塔のある修道院が見えたらデュルンシュタイン(Dürnstein)に到着です。

デュルンシュタイン到着

デュルンシュタインの街を一言で言うと、「青い修道院が迎えてくれる、中世の家並みが残っているワインの有名な村」といったところでしょうか。まるで中世にタイムスリップしたかと錯覚してしまうような風景が残っている数少ない街です。

まずは、船からも見えた街の中心となっている青い修道院「デュルンシュタイン修道院(Stift Dürnstein)」を訪れました。

デュルンシュタイン修道院

入口で入場料€3.5を支払い、中へ入りましょう。青い塔そびえる修道院は初めて見たので、さぞかし人気スポットなのかと思いきや、見学者は誰もいませんでした。最初に修道院の歴史についてのパネル展示があり、その後、礼拝堂を見学します。

小さな街にある修道院なのだけれど、町の小さな教会という印象ではなく、とても手の込んだ美しい建造物です。豪華絢爛な礼拝堂は冷んやりとした空気が満たされていて、ここだけ別世界のよう。(ただ、ここに来る前にメルク修道院の絶句してしまうような美しさに圧倒されていたので、豪華な装飾に見慣れたような、、、目が肥えた気がしました。)

この静かな落ち着いた空気は、人々の祈る気持ちが作るものなのでしょうか。これが神聖な空気感なのかな。

修道院は一部、外に出られる部分もあり、ドナウ川を眺めたりして、思うままに時間を使いました。

Stift Dürnsteinの情報

  • 開館時間:4月1日から10月31日
    平日 9時〜18時(最終入場17時30分)、日祝日 10時〜18時(最終入場17時30分)
  • 入館料:€3.5

見学を終えたら、次は街歩きを楽しみます。長くなってしまったので、次回に続きます。

続きはこちら。

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