「ホーエンザルツブルク城へ行こう~前編~」に続き、今回は後編として、お城の見学について書かせていただきます。
カフェで一休みした後は、ホーエンザルツブルク城を見学します。
見学コースはいろいろありますが、目に付いたところから歩いていくことにしました。
見学時間は全部で1時間程度でした。それほど見所が多いわけではありませんので、ゆっくり見る場合でも1時間半程度で十分かと思います。
それでは、見学スタート。
要塞を見学しよう!~戦うお城~
お城といっても、煌びやかなお城ではなく、戦うお城=要塞なので、強そうな大砲がお出迎えです。
戦うコーナーは、第一次世界大戦の時のものがたくさんあります。
今では観光地となっているこの要塞も、現役で戦っていたときがあるんですね。
当たり前のことなんですが、改めて歴史を感じます。
模型であらわしているコーナーもありました。
模型であっても、いろんな武器が展示されていて、少し怖さを感じます。
そして、寒い地域ならではの暖房器具もありました。
ウィーンでもスウェーデンでも似た形の暖房器具を見たので、ヨーロッパの寒い地域では普通のものなのかもしれませんが、
日本では見ない大きくて、豪華な装飾が施されている暖房器具なので、ついつい目が引かれます。
お城で見つかった物
この要塞では、他にもいろいろと出土品などが展示されています。
デザインも美しい昔のコイン。
そして、次の写真。これは何なんだろう。
説明を撮影しなかったので、もう何かわからないです。
ただ、色もツヤ感もきれいだったので、写真を撮ってしまいました。
外をお散歩してみよう
戦うコーナーの見学を終えたら、外に出て、他のスポットにも行ってみます。
まずは、外に出て、ぶらり。
ちょこちょこと、少しずつ見所があります。
扉を開けてみたら、礼拝堂になっていてびっくりしたり。
オーディオガイド(無料・日本語有り)を借りて、中を見学してみたり。
(オーディオガイドが単調であまり面白くないのが残念。)
この薄暗くて、細い廊下が要塞感(?)を感じさせてくれます。
この廊下を進んだところには、自動演奏のパイプオルガン?のようなものがありました。
手前の多数の点がついているロールが回り、自動演奏が開始されます。
そして、ここでは地下にお水を貯めているそうで、こんなかわいらしい貯水タンクがあります。
中世の貯水タンクという歴史を感じさせるものです。
要塞として、戦ってきた歴史を見ることができますし、昔の姿を残しているので、見応えがありました。
全部見て、1時間程度でした。
よし、旧市街に戻ろう。と思い、帰りは下り坂だから歩いて向かうことにしました。
ところどころ、要塞の戦った痕跡を見ながら、ホーエンザルツブルク城を後にします。
帰り道は急な下り坂に注意
下り坂だから、辛くもないだろうし・・・と思って歩いていましたが・・・
こんな急な坂が待っています。
砂でできた道の端に、木でできた滑り止めが敷いてあります。
これが、すごく滑るんです。
砂の部分はサンダルでは滑っちゃって危険ですし、木の部分も滑ります。。。
私は、手すりにつかまりながら、ソロソロと歩きました。
下りこそケーブルカーを使えば良かったと、少し後悔しました。(ザルツブルクカードを使えば無料でケーブルカーを利用できます。)
なんとか坂を下って見上げたら、がんばって歩く観光客がたくさんいました。
あとは、道なりに歩くと、広場のところに戻ってきます。
これで、ホーエンザルツブルク城の訪問は終了です。
夜間にコンサートを開催しているので、夜景を楽しむこともできます。(森ばかりなので、夜景はあまり明るくないですが。)
1時間程度で見学できますし、カフェからの眺めも最高だったので、行ってよかったスポットです。
○関連記事:ホーエンザルツブルク城へ行こう~前編~
これから、ザルツブルク旅行を予定されている方に、ザルツブルクに行けるツアーを見つけたので、ご参考までにリンクを貼っておきます。
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