ホーエンザルツブルク城の見学を終えて戻ってきて、聖ペーター修道院へ向かいました。
聖ペーター修道院は、696年に創設されたドイツ・オーストリア圏最古の男子修道院です。
ロマネスク様式の教会は大都市のゴシック教会とは異なって、どこか優しさのような、温かさのようなものを感じる佇まいをしています。
サウンドオブミュージックの舞台

その歴史や建築様式からも有名な修道院ですが、なんといっても、ここはミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった場所として有名です。
サウンドオブミュージックの最後の方のシーンに、トラップ一家がスイスへと逃げる際に、ナチスの憲兵から逃げるために隠れた墓地があります。
憲兵に見つからないように、暮石の後ろでじっと隠れてやり過ごすというハラハラドキドキするというシーンです。

このシーン自体はセットを使っての撮影だったそうですが、こちらの墓地がそのモデルなんだとか。墓地といっても、ヨーロッパの墓地は公園のように明るくて綺麗な空間となっていることが多いように思います。
いつもお花が咲いている明るい墓地なら、亡くなった方に気軽に会いに来て、楽しい時間を過ごすことができそうな気がするので、こういうスタイルの墓地が日本にも増えて欲しいと思いました。
さて、話が脇道にそれてしまいましたが、、、礼拝堂→カタコンぺの順に見学をしましたので、今回は礼拝堂をご紹介します。
礼拝堂は音楽が溢れていた
礼拝堂は、ゴシック様式かなという雰囲気です。
今回の旅で、メルクの修道院をはじめとして、煌びやかなカトリック教会をたくさん見てきたので、少し目が肥えている・・・これくらいじゃもう驚きません。

もちろん美しくて荘厳で。ちょっと冷んやりした空気で満たされている空間です。
この礼拝堂では、オーケストラが練習中でした。
高い天井の礼拝堂では、音がいつまでも残っていて、音楽ホールで聞く音楽とは全くの別ものです。
少しうっとりと音楽を聞いていました。
ただ、ウィーンのオーケストラでも思ったことですが、オーケストラのメンバーはアジア系の方の割合が高いです。オーストリアは各国からプロが集まっているということでしょうか。
次はカタコンぺへ
次は、礼拝堂を出て、岸壁にあるカタコンぺに向かいます。
これから、ザルツブルク旅行を予定されている方に、ザルツブルクに行けるツアーを見つけたので、ご参考までにリンクを貼っておきます。
・JTB
・JALパック 海外ツアー
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