栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、350本以上の藤の花が咲くフラワーパークです。2014年にCNNが選ぶ「世界の夢の旅行先10カ所」に選出されてから、外国人観光客からも人気のある旅行先となり、年間150万人以上が訪れています。
今回は、あしかがフラワーパークの見頃の時期や過ごし方、東京からのアクセスについてご紹介します。
藤の花の見頃時期
あしかがフラワーパークにある藤の花は、樹齢160年以上の大藤、白藤、うす紅藤、きばな藤などと多様な種類があります。4月から5月中旬にかけて、うす紅→大藤(紫)→白藤→きばな藤の順に咲きます。
どの藤も綺麗ですが、たくさんある藤の中でも、樹齢160年で広さ1000㎡の大藤と長さ80mの白藤のトンネルは、その香りの良さも見た目の美しさも、まるで別世界のような美しさです。
まず、大藤は4月下旬から5月上旬が見頃、白藤のトンネルは5月上旬が見頃となっています。
気温によっては少し時期は前後しますが、大藤と白藤のトンネルを同時に楽しむにはゴールデンウィークの連休の早い時期が見頃となります。
この頃は、園内にある5000株ものツツジも咲き誇っており、バラも少し咲き始める頃なので、まさにベストシーズンを迎えています。
また、夜間のライトアップもとても美しく幻想的なので、お昼過ぎから夜にかけて滞在するのもお勧めなプランです。
割引チケットの入手法
誰でも簡単に入手できる割引チケットは、前売eチケットまたはコンビニでの前売り券を購入することです。窓口に並ぶ必要もなく、入園もスムーズで便利です。
藤が見頃となる時期の入園料は大人2000円ですが、コンビニ前売り券は1800円で200円お得に購入できます。
他の方法としては、藤の花の時期ではありませんが、メール会員になると入園料が割引になるクーポンがメールで届くこともあります。
東京からのアクセス
車
あしかがフラワーパークは、都内からのアクセスが少し難しいところにあります。車でアクセスする場合は、東京から最短で1時間30分程度です。しかし、藤が見頃になるゴールデンウィーク中は、高速道路の渋滞も避けられない為、倍以上の時間がかかることもあります。私も渋滞にはまり、4時間以上かかったことがありました。
在来線
渋滞を避けたい場合は、電車でのアクセスがおすすめです。
乗り換えが少なく、早く行ける方法は、新宿から湘南新宿ラインに乗る方法です。
新宿駅ー(JR湘南新宿ライン)ー小山駅ー(JR両毛線)ーあしかがフラワーパーク駅
あしかがフラワーパーク駅からは、徒歩3分です。
駅には、藤の花の写真が見える階段があり、テンションを上げてくれます。
また、ゴールデンウィークの時期には、臨時列車「特急大藤まつり号」が運行されます。
特急「大藤まつり号」
例年4月の連休直前の土日やゴールデンウィーク期間にのみ、特急あしかが大藤まつり号が運行されます。
東京駅からあしかがフラワーパーク駅まで乗り換えなしで行ける為、アクセスがとても楽です。あらかじめ駅ねっとで予約できます。
1日に往路・復路それぞれ2本しかありませんが、運よく時間が合えばとても簡単にアクセスできるのでおすすめです。特急列車は全席指定席のため、ゆったりと旅行気分を味わって行けるのも良いですね。
日帰りバスツアー
せっかく足利まで行くのなら、他の場所にも立ち寄って、充実した日帰り旅行を楽しみたいという方にお勧めなのがバスツアーです。
足利フラワーパークへ行くバスツアーを選ぶなら、いちご狩りやランチビュッフェも楽しめるHISや日立海浜公園のネモフィラの丘にも立ち寄れるクラブツーリズムがお勧めです。
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