越後湯沢のおすすめ観光モデルプラン!川端康成の小説『雪国』を巡るプランをご紹介

教科書で必ず読むであろう「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」で始まる有名な小説。
川端康成氏の『雪国』です。そして、この小説の舞台は「越後湯沢」なのです。

越後湯沢は東京から新幹線で1時間半で気軽に行ける場所でなので、小説『雪国』の舞台を巡りに1泊2日で越後湯沢を訪問しました。
雪国の舞台を巡るプランをご紹介します。

目次

川端康成の小説『雪国』の舞台を巡るプラン

小説のあらすじを一言で表すと、
妻子がいる主人公の「島村」は雪国を訪れ、その温泉街で「駒子」という女性と出会います。島村は駒子に会うために何度か雪国を訪れ、すったもんだあった後(中略)、突然温泉街で火事が起こります。島村はその火事を見て二人の関係の終わりを予感するようになる。
という作品です。(雑な説明。)・・・かなり難解で解釈も難しい小説です。

まず、私は近畿日本ツーリストで雪国の宿「高半」を予約しました。

9:28 【新幹線】東京ー越後湯沢(所要時間1時間30分)

越後湯沢駅

東京からは新幹線Maxとき9時28分発に乗り、1時間半程度で越後湯沢駅に到着です。
短時間で楽な移動です。

小説の書き出しの「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」の長いトンネルはJR上越線の清水トンネルのことだそうです。今でも1時間に1本程度電車が走っているみたいですが、新幹線では行けないのでご注意を。

さて、今回の旅では以下のスポットを巡ります。

1日目
  • 【利酒】お酒ミュージアム「ぽんしゅ館」で地酒を楽しむ
  • 【お風呂】「湯の沢」で入浴
  • 【ランチ】新潟のお米を堪能!「むらんごっつぉ」
  • 【雪国を学ぶ】湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」を訪問
  • 【お風呂】「山の湯」で入浴
  • 【雪国の宿】「高半」に宿泊
2日目
  • 【カフェ】「水屋」で休憩
  • 【ランチ】お寿司「本陣」で昼食
  • 【雪国を学ぶ】主水公園「雪国の碑」を見学
  • 【お風呂】「駒子の湯」で入浴
  • 【おやつ】「雪ん洞」で爆弾おにぎりを購入

11:00 ぽんしゅ館で利酒(所要時間1時間)

ぽんしゅ館

東京から新幹線で越後湯沢駅に到着です。
駅は綺麗に整備されており、お土産屋・食事処・温泉と充実しており、駅構内だけでも十分楽しめます。

まずは越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」です。ここのウリはなんと言っても・・・

ぽんしゅ館内部

利き酒」ができるのです。500円で好きな5種類のお酒を少しずつ試せる場所で、ここには新潟の酒蔵が全部集まっています。
ぽんしゅ館のシステムは至ってシンプルで、早速500円を支払って、5枚のコインをもらいます。
このコインを投入するとお酒が自動で出てくる仕組みになっています。
おつまみは、1本100円で冷え冷えのキュウリがありました。日本酒とキュウリの相性は抜群ですよね。他にも、お塩のテイスティングもできます。

私はお酒に強い方ではないで、少しずつ複数種類のお酒を楽しめるのは嬉しい。
ほろ酔い気分で存分に楽しめて大満足で、実は早速翌日にリピートしました。ここはクセになります!!!

12:00 酒風呂(所要時間1時間)

沢の湯

更なる幸せは、ぽんしゅ館の隣に、酒風呂「湯の沢」があるのでそのまま入浴できます。
「酒風呂」とのことですが、もちろん100%お酒の湯船ではなく、定期的に決められた日本酒を投入しているとのことです。入浴後は隣に併設されている「糀カフェ」でひと休みして甘酒やソフトクリームを頂いてはどうでしょうか。

そしてまだ駅から外に出ていないのです(笑)そう、越後湯沢駅は構内で十分楽しめる場所なのです。

13:00 【ランチ】「むらんごっつぉ」お米が最高に引き立つ料理(所要時間1時間)

料理

越後湯沢駅の西口すぐにある「むらんごっつぉ」で昼食を頂きました。
こちらでは魚沼産コシヒカリとそのお米が最高に引き立つ料理が頂けるとのこと。今回は鯛の兜煮定食を注文しました。
甘い味付けで食が進みます。
新潟の食事の特徴は、炊き立てご飯が進むように、濃いめの味付けが多いでのですが、どれも味付けが絶品なのです。

14:00 湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」へ(所要時間30分)

松栄

続いて湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」に到着です。ここは民族資料館ですが、雪国に関する展示も多くあります。

写真は小説「雪国」の駒子のモデルとなった女性、松栄(まつえ)さん。彼女が昭和初期に住んでいた部屋を芸者駒子の部屋として再現されています。美しい方で、写真を見る限りでは145センチ前後とかなり小柄。

なお、雪国は1957年と1965年に映画化されおり、1957年は主人公の島村を池部良さん、駒子を岸恵子さんが演じており、当時の映画に関する資料も展示されていました。

16:00 共同浴場「山の湯」(所要時間1時間)

山の湯

共同浴場の「山の湯」で越後湯沢駅からは徒歩20分くらいの場所にあります。

小説「雪国」には以下のように書かれています。

物置から出して来たらしい、客用のスキイが干し並べてある。そのほのかな微の匂いは、湯気で甘くなって、杉の枝から共同湯の屋根に落ちる雪の塊も温かいもののように形が崩れた。

『雪国』

この共同浴場が「山の湯」です。

17:00 宿泊は雪国の宿「高半」

宿泊先は雪国の宿「高半」です。
ここに泊まったのには理由があり、主人公の島村が滞在していた部屋のモデルになったのがこの高半の「かすみの間」なのです。また、川端康成氏が実際に滞在し執筆を行った部屋が当時の作りのまま残されています。

更に、雪国の展示コーナーや雪国の映画の上映会が行われています。(昔の映画は早口だな。。。)

また宿泊した部屋は古くからある温泉宿という感じ。部屋からは美しい山並みが見えます。

高半の「かすみの間」

そしてこちらが高半にある「かすみの間」です。8畳くらいの質素な部屋ですが、当時の作りのまま残されていますので、机や椅子は柄が剥げ落ちていますが、情景を肌で感じることができます。

かすみの間

ちなみに小説には以下のように書かれています。

雨のなかに向かう山や麓の屋根の姿が浮び出してからの、女は立ち去りにくそうにしていたが、宿の人の起きる前に髪を直すと、島村が玄関まで送ろうとするのも一目を恐れて慌ただしく逃げるように、一人で抜け出して行った。そして島村はその日に東京に帰ったのだった。

『雪国』

2日目10:00 諏訪社(所要時間15分)

諏訪社

2日日、ホテルの方に、チェックアウト後に諏訪社に行く予定だと話したら、「諏訪社(すわしゃ)」まで送っていただけることになりました。
ここは島村と駒子が心通わす場所となった所なのです。

小説には以下のように書かれています。

苔のついた狛犬の傍の平らな岩に女は腰をおろした。「ここが一等涼しいの。真夏でも冷たい風がありますわ。」

『雪国』
平らな岩

これがその「平らな岩」です。高半の方によると、パワースポットになっているとか。
また、子供の頃は鳥居のてっぺんまで雪が積もったなどのお話が聞けました。
冬は立ち入り禁止となる場所で、夏場はとても静かな場所です。

11:00 【カフェ】かき氷(所要時間30分)

かき氷

少し疲れたので、駅前のHATAGO井仙の1階にあるカフェ「水屋」でかき氷と珈琲を頂きました。
店内は広くてゆったりとした雰囲気でお洒落なお店です。越後湯沢周辺はカフェが少ないのでちょっとした休憩に良いお店ですね。

12:00 【ランチ】お寿司「本陣」(所要時間40分)

本陣

更に駅構内にあるお寿司「本陣」です。
回転寿司のお店ですが、侮ることなかれ!回転寿司のレベルをはるかに超えたクオリティとコストパフォーマンスです!新鮮な魚と美味しいシャリで絶品のランチを頂くことができます。
新潟の食事のレベルが高すぎる!

13:30 「雪国の碑」(所要時間10分)

雪国の碑

越後湯沢駅東口から5分程歩いた場所に主水(もんど)公園があります。
こちらには「雪国の碑」があり、小説の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」がしっかり刻まれています。ちなみにこの公園の見所はこれだけです。

噴水や花壇がある小さな公園で 隣は廃校になった小学校があります。
この辺りは冬のスキー客がメインなのか、6月のシーズンオフはガラガラで寂れた印象があるので直ぐに撤退しました(笑)

14:00 「駒子の湯」(所要時間1時間)

駒子の湯

主水公園から更に歩くこと10分で「駒子の湯」に到着です。
ここは新しい共同浴場で、広めの浴槽と仕切りが付いた洗い場があります。駒子の湯は直接小説とは関係がありませんが、館内には展示コーナーや休憩室もあります。

ちなみに、入浴後には珈琲牛乳を頂きました。これが至福の時。

15:30 ぽんしゅ館リピート訪問(所要時間30分)

利き酒

帰りの新幹線まで少し時間があったので、1日目に訪れた越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」でまたも利き酒です(笑)すっかりクセになってしまいました。

 【新幹線のお供】爆弾おにぎり

爆弾おにぎり

帰りの新幹線の中で食べるために、駅構内にある爆弾おにぎりで有名な「雪ん洞(ゆきんと)」でおにぎりを買いました。一番小さいおにぎりでも1合でお味噌汁が付きます。好きな具を選び、その場で巨大なおにぎりがにぎられます。かなりの迫力でした!

終わりに

さてさて、今回の旅行プランは小説「雪国」を感じるプランで巡りました。(寄り道は多かったですが。)
新潟の炊き立てご飯やそれに合う食事は絶品で、「温泉」「お酒」も楽しめた贅沢な旅になりました。
越後湯沢は新幹線の停車駅となることで大規模な工事が行われ、近代的な面も持ち合わせていますが、小説に出てくるリアルな場所を見られるたのは大満足です!

皆さまも川端康成の小説『雪国』の舞台を巡るプランいかがでしょうか。

○宿泊先の情報 雪国の宿「高半」

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