大分県温泉論争!「湯布院」vs「別府」どちらがいいか白黒つけましょ!

大分空港からのアクセスもしやすい温泉地、湯布院と別府。羽田空港からのフライトも多く行きやすいので、平日にお休みを取らなくても、土日を使って訪れることが可能なエリアです。

さて、大分で温泉を楽しむ旅行を計画する時、由布院と別府のどちらを訪れるか悩みませんか?
1泊2日であれば、初日は由布院、翌日は別府と、どちらも訪れることができる距離ではありますが、今回は由布院と別府のどちらに宿泊するのがよりリフレッシュできる旅行になるか考えてみます。

なお、今回はあくまでも「仕事で疲れた体と心を癒す旅」というテーマで、どちらの温泉地が合っているかを検証するものです。

目次

1.街並み

別府エリア

別府駅前

まずは駅に降り立った際の街並み勝負から。

別府市は、JR別府駅周辺には温泉ホテルや百貨店などが立ち並ぶ大分県第二の都市です。別府温泉は源泉数・湧出量ともに日本一を誇り、毎年800万人超の観光客が訪れる大分県の観光都市です。

手湯別府

駅前には手湯があるし、至る所に足湯もあって、さすが温泉地!
旅の疲れを癒してくれます。

でも・・・街が歓楽街化していて、雑多な雰囲気です。繁華街で飲むぞ~!!とか、男性だけではっちゃけよう!!という方にはいいのでしょうが、静かに温泉地でリラックスしたいというコンセプトとはマッチしないような・・・。

由布院エリア

由布院駅

由布院のスタートは「由布院駅舎」からです。
1990年に大分県出身の磯崎新氏が設計した木造駅舎で、街の景観を配慮した建物が何とも美しい。

そして夜の由布院もまた風情があり、東京では味わえない静かで落ち着いた街並みです。
消耗した心をゆっくりと癒してくれます。かわいらしいお土産屋さんや飲食店もたくさんあるので、ぶらぶらとお散歩するのも楽しい街並みです。大人のしっぽり旅にはマッチする景観です。

由布院夕方

ということで、、、東京からの癒しを求めた旅行をするのであれば、この勝負、由布院に軍配が上がりました。

2.温泉

続いては、温泉で対決です。どちらもほっこりと癒される温泉があります。

別府エリア

竹瓦温泉

別府駅前から歩いて10分程。
大人の男性が出入りするような怪しいお店がちらほらと見られる街並みのど真ん中に「竹瓦温泉」がございます。竹瓦温泉は別府市元町にある市営の共同温泉で、ザ・日本の温泉といった瓦屋根の歴史のある美しい建物です。

ここで是非、試していただきたいのは「砂湯」

砂湯は専用の浴衣に着替え、砂の上に横になり、「砂かけお姉さん」が温泉で暖められた砂を全身にかけて、砂に埋めてくれるというものです。砂湯で有名なのは鹿児島県の指宿ですが、ここ別府でも砂湯を楽しめます。

地熱で暖められた砂で体が芯まで温まり、デトックス効果にも長けているそうで、女性には嬉しいリラクゼーションです。

たった15分程度砂に埋まっているだけですが、汗をかいて体はポカポカ・お肌はトゥルントゥルンになります。
美肌効果を継続させるために毎週通いたいと思うほど、効果を実感できます。また、砂の程よい重さも気持ちが良い。

砂湯が終わったら温泉へ。温泉のお湯ももちろん、お肌すべすべで普段凝り固まっている肩周りなどの関節もほぐれたように感じました。

由布院エリア

四季彩ホテル

由布院エリアでは公衆浴場ではなく、ホテルで温泉を楽しみました。
透明のお湯は、肌あたりがやわらかく、いつまでも使っていたくなる気持ちよさです。特に、宿泊した湯布院四季彩ホテルでは、毎回お湯を張りなおすスタイルの(常に一番風呂が楽しめる)貸切風呂があります。贅沢にも大きなお風呂を貸しきることができるので、お湯の温度も自分の好みに調整することができて、とても贅沢な温泉を楽しむことができました。
こんな贅沢な温泉はなかなか味わえない!

いろんな温泉を巡ってわかったことは、温泉は湯量が多くないと新鮮なお湯を浴びられないということです。その点では、別府も湯布院も湯量が多く、新鮮なお湯を楽しめます。

ということで、温泉勝負は引き分けでしょうか。

3.観光

別府エリア

別府海地獄

別府には地獄めぐりで有名です。「海地獄」「鬼石坊主地獄」「山地獄」など8つの地獄があります。

特にオススメしたいのは、国指定名勝の「海地獄」です。1200年ほど前に鶴見岳の爆発によって誕生したとされている海地獄の迫力は満点です。
硫酸鉄により、コバルトブルーの色をしています。
温度は98度もあり泉脈までの深さは200メートルにも達するそうです。色はとても美しく幻想的ですが、硫黄のにおいの強い湯気がもくもくと上がっていて、まさに地獄の苦しさです。

坊主地獄別府

また、海地獄のすぐそばにある「鬼石坊主地獄」は熱泥が吹き上げており、海地獄とは全く様子が違う「地獄」です。

湯気が上がっているわけではなく、静かにグツグツと沸いているタイプの地獄で、これもこれで恐ろしい。

山地獄

また、「山地獄」は、岩山の山裾付近から水蒸気が吹き上げています。
なんとその水蒸気の熱を利用してミニ動物園が併設されています。

フラミンゴ、ニホンザル、マントヒヒ、ラマ、カバ、アフリカゾウ、インドクジャク、コクチョウの9種類の動物が飼育されています。地獄を使った動物園!?なんとも不思議な動物園ですが、お子さんがいらっしゃる方には楽しめる良い地獄かも。(楽しめる地獄って語弊がありますが。)

由布院エリア

由布院金鱗湖

由布院で有名な観光スポットは、由布院駅から徒歩30分程の場所にある金鱗湖(きんりんこ)です。
金鱗湖は湖底の一部から温泉と清水が湧き出る湖で、秋から冬の早朝にかけて、朝霧が見られます。
ちなみに、その朝霧は、温泉を含んだ湖が蒸気したものだそうです。

由布院お店

また、由布院はお洒落なお店が沢山あり、お店巡りも楽しめますし、辻馬車に乗って街を回ることもできます。

馬車からの景色

辻馬車は、
由布院駅発→佛山寺(ぶっさんじ)→宇奈岐日女神社(うなきひめじんじゃ)→由布院駅着の一周4キロ・約60分のコースです。このコースを回る中で、運転手のお兄さんが湯布院の歴史について語ってくれ、この街がより好きになりました。

由布岳

こちらは「由布岳」です。豊後富士とも呼ばれ、各所から由布岳の独特な様子を望むことができます。ランドマーク的な存在となっており、古くから神の山と崇められているそうで「万葉集」にも登場するそうです。高い樹木がなく珍しい眺めです。

観光スポット対決は、東京で消耗した心を癒してくれるという観点から、由布院の勝利でしょうか。

4.お食事

別府エリア

だんご汁

最後に食事勝負ですが、別府では駅前で「だんご汁」と「鳥飯にぎり」のセットを頂きました。
だんご汁は、味噌仕立ての汁に平たい麺、ごぼう、にんじん、豚肉などが入っており豚汁のような感じです。

郷土料理は優しい味で、ほっこりさせてくれます。

温泉卵

また、海地獄では、卵を入れた籠を地獄の湯に浸けて茹でた温泉卵が名物です。こちらは5個で300円です。
あわせて、地獄蒸しプリンもおすすめです。(5番目のプリン対決をご参照ください。)

由布院エリア


由布院では「豊後牛まぶし」を頂きました。(写真が綺麗に撮れませんでしたが、これは感動のおいしさで、写真を撮るより食が進んでしまったということです。)

主役の豊後牛は肉汁たっぷりで炊き立てのご飯に合い食欲をそそります。初めの1杯はそのままで食べて、2杯目は薬味を入れて、3杯目は出汁を入れてお茶漬けにして頂きます。おこげもパリッと美味しく頂けます。
前菜も種類・ボリュームともに豊富で、美味しく、大満足でした。

お食事対決は、由布院の「豊後牛まぶし」が圧勝でしょうか。

5.【番外編】プリン

最後はプリン対決です。何で「プリン」かと言うと、「どちらがよりリフレッシュできる旅行になるか」を考える対決なので、リフレッシュに甘い物は欠かせないですよね。(私は単なるプリンオタクです。)

旅先でいただくスイーツというのは、格別なものです。

別府エリア

さて、別府エリアのプリンとしては、海地獄で売られている「地獄蒸焼プリン」をご紹介します。

海地獄では、源泉を活かして温泉たまごや地獄蒸焼プリンが売られています。

地獄の中の小さな幸せです。

蒸焼プリンはカラメルソースがほろ苦くて、濃厚な味ですが、私にかかるとペロリとすぐに完食してしまいます。こちらのプリンは全国にファンも多いプリンだそうです。

由布院エリア

由布院も別府に負けじと美味しいプリンがあります。由布院の街を歩いていると、由布高原なめらかプリンの看板が立っており、プリンを売っているスイーツ店がいくつもありました。

そんな中から私が選んだのは、「由布院Milch(ミルヒ)」というお店です。

こちらのスイーツは由布院産の牛乳を使って製造されており、とろっとろのプリンをいただくことができます。

ここのプリン、まるでクリームのようなトロトロ具合です。

プリン

こちらもペロリ(というか、ゴクリ?)と完食しました。もしかしたらこのプリンは飲み物なのかもしれない。

行列もできており大人気のお店のようです。

さて、勝負は・・・どちらのプリンも全く異なる食感で比べられない!ということで、引き分けでしょうか。

湯布院温泉・別府温泉、どっちがいいの?結果発表!

さてさて「別府」・「湯布院」のどちらが都会で疲れた心と体を癒す旅に向いているか?の結果です。

「由布院」は、街の景観が守られ、その街に溶け込んだ「辻馬車」や「由布院駅舎」、その地域の美味しい食べ物など魅力的なものが沢山あり、地域の一人一人がこの街を守っている姿勢が直に伝わってきます。

「別府」は、昔ながらの温泉街で街自体は少し寂れた感じでした。歓楽街化してしまっているので、近代化産業遺産に認定された貴重な竹瓦温泉も周囲は大人なお店に囲まれています。

また、別府駅に向かう道も居酒屋や大人なお店がチラホラ目に付き、景観の悪さがやはり気になります。

と、言う訳で完全に私見ではありますが、

東京で疲れた体と心を癒すには、「湯布院」の方が回復度が高とさせていただきます!

(もちろん、体と心を癒すという目的に限っての湯布院の勝利です。)

由布院のおすすめ旅館3選

最後に、湯布院の勝利ということで、湯布院エリアおすすめ旅館をご紹介します。由布院は広々としたこだわりの宿が多いですが、その中でも落ち着いて静かに過ごせる宿を3つほどピックアップしました。

緑あふれる広々旅館!
亀の井別荘

大正10年創業、金鱗湖につながる1万平米の敷地に客室20室の旅館。観光地近くでありながら、とても静かで広々とした旅館で、全客室に温泉(露天風呂または内風呂)が付いています。広い客室のお風呂もいいですが、庭の中の大浴場も幻想的です。
お部屋・温泉が素晴らしさはもちろんのこと、懐石料理は美味しさも美しい器も心に残る思い出になります。名前の通り非日常を感じる別荘の雰囲気で自然を感じられます。

歴史を感じる宿!
由布院 玉の湯

由布院駅徒歩15分にある旅館で雑木林の中に14の離れがあります。全客室に木の浴槽の温泉内風呂があります。寝具にはエアウィーブが使われているのも嬉しいポイントです。夕食のメイン料理は豊後牛、車えびのしゃぶしゃぶ、鴨鍋などから選ぶことができ、地元の食材を丁寧にふんだんに使った料理とともに味わえます。華美な旅館ではなく、歴史を重ねてきた様を感じられます。

由布岳の絶景を望む!
朝霧のみえる宿 ゆふいん花由

由布院駅から車で6分の場所にあります(送迎車あり)。お部屋や客室露天風呂からは、由布岳が美しく見え、景色に感動しました。客室にある温泉露天風呂は、ジャグジー付や檜風呂など、お部屋ごとに異なるスタイルです。また、足湯付のお部屋もあります。食事は、季節によって変わりますが、黒毛和牛の溶岩焼きなどを含む、大分の食材を使ったオリジナル会席料理です。デザートは演出もあり、見た目でも楽しめます。

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